シンガーのリアーナが監修を手がけるアパレルブランド「FENTY(フェンティ)」のポップアップストアで一般的なアパレル店舗ではあまり見かけられない体形のマネキンが起用された。(フロントロウ編集部)

 リアーナがルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)やディオール(Dior)、ジバンシィ(Givenchy)、FENDI(フェンディ)、CELINE(セリーヌ)などを傘下に置くファッション業界最大手LVMH(LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)社との提携で設立したファッションブランド「FENTY(フェンティ)」のポップアップストアが、ファッションの都フランス・パリに続き、アメリカ・ニューヨークに期間限定でオープン。

 その店内に“ふくよか体形”のマネキンが設置され、世間の注目を集めている。

 ブランドがオンライン上で公開したFENTYのショップ内の写真には、スリム体形のマネキンに混ざり、肩幅が広く、お腹がぽっこりと出た、太ももも太めな体形のマネキンが整然と立っている。

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 これまでに発表したランジェリー・ブランドでも多様性に富んだ体形のモデルを起用して注目を浴びたリアーナは、ハイファッション・ブランドとしては異例のXXXLサイズまでを展開するFENTYの発足にあたっても、「(採用したモデルの中には)もちろん、一般的なブランドで採用されているスリムな体形のモデルもいるけど、自分でも着てみたいし、太ももがあって、お尻がある、ふくよかな体形の女性たちにも着てほしい」と同ショップの開店記念パーティーで米E! Newsにコメント。体形を問わず、たくさんの女性たちに自分がデザインした洋服や小物を身に着けて欲しいという想いを明かしていた。

 そんなリアーナは、キャンペーンなどに登場するモデルたちだけでなく、店内にもさまざまな体形のマネキンを設置してアイテムを身に着けさせることで、これまでスリム体形のマネキンばかりが置かれたブティックで、疎外感やコンプレックスを感じていた女性たちにも「着てみたい!」、「これなら似合うかも」と思ってもらえるようにと配慮していた。

 ネット上でFENTYのショップ店内に設置された“ふくよか体形”のマネキンを見た女性たちからは、「このマネキン、私と体形がそっくりで親近感が湧く」、「私みたいな体形のマネキンがショップに置かれているなんてすごく嬉しすぎる」、「これまでショップで自分みたいなサイズのマネキンを見たことが無かったから、ずっと自分の体形はダメなんだって引け目を感じてたけど…ありがとう、リアーナ」と大好評となっている。

画像: ニューヨークのポップアップショップの開店記念パーティーにFENTYのアイテムを身に着けて登場したリアーナ。

ニューヨークのポップアップショップの開店記念パーティーにFENTYのアイテムを身に着けて登場したリアーナ。

 プラスサイズ専門のアパレルショップ以外ではなかなか見かけることの無い“ふくよか体形”のマネキン。最近ではスポーツブランドのNIKE(ナイキ)もロンドンにある旗艦店の店内にプラスサイズのマネキンを起用し、昨今活性化しているボディ・ポジティブ(※)の流れを後押ししていると評判になった。

※従来の”美の基準”を撤回し、ありのままの体型やありのままの美しさ、それぞれの個性の美しさを尊重しようという新たな価値観

 これらの多様性を重視する前衛的なブランドの試みが成功した暁には、ふくよか体形のマネキンをはじめ、その他さまざまな特徴を持つ体形のマネキンが世界中のアパレルショップに並ぶ時代がやってくるかもしれない。(フロントロウ編集部)

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