5月に行なわれたファッション界最大級の祭典メットガラ(METガラ)で名作ディズニーアニメ『シンデレラ』の衣装に着想を得た、光るドレスで出席し、話題をさらった女優ゼンデイヤ。
しかし、このドレスに、彼女にとってはディズニーチャンネルの大先輩にあたるリンジー・ローハンから、以前、女優のクレア・デインズが2016年のメットガラで着用したシンデレラ風の光るドレスとそっくりだとの難癖が。
リンジーからのクレームに対し、ゼンデイヤが一体どんな反応を示すのかと世間から注目が集まっていたが、リンジーのSNS上での発言から2ヵ月近くが経ち、ついにゼンデイヤがこの件に言及した。
最新主演映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のプロモーションのためオーストラリアを訪れたゼンデイヤは現地メディアThe Daily Telegraphとのインタビューの中で、リンジーを含む一部の人々からクレアの“二番煎じ”と称されたことについて、こんな風にコメントした。
「ぜんぜん傷つかなかったし、悲しくもならなかった。だって私の選択を批判した人がどんな境遇にあるかなんてまったくわからないもの」
「奇妙な話だけど、もしかしたら、ああいうコメントをしたことで、その人は一日いい気分で過ごせたのかもしれない。人々が他人に対してネガティブな言動をするのって、その人自身がネガティブな思いに浸食されてる証拠だよね」
リンジーの名前こそ口にしなかったものの、自分に難癖をつけてきた相手を批判する代わりに、“きっとこの人は、何かつらい事でもあって、誰かに八つ当たりしたかったんだろう”と冷静に分析し、個人攻撃とはとらえなかったことを明かしたゼンデイヤ。
さすが、ディズニースターとして酸いも甘いも経験してきただけに、達観した考えを持っているよう。自分の行動に対して謂れの無いケンカを吹っ掛けてきた相手がたとえ大先輩だったとしても、ちょっとやそっとのことでは動じない強いハートの持ち主だった。(フロントロウ編集部)