2016年に音声ファイル共有サービスのサウンドクラウドに投稿された歌声が話題になり、その後順調にスターへの道を駆け上がった17歳のシンガー、ビリー・アイリッシュ。しかしその成功は、まだ若いビリーの毎日に大きな影響を与えたようで、ビリーは最近セラピーに通い始めたという。その理由を、英The Timesにビリーはこう語る。
「みんな私の仕事が好きじゃないんだよね。(仕事について)話せる相手がいない。それをすると、自慢してるか、恩知らずなやつだってかんじになっちゃうから。だからセラピーに行き始めた。(セラピストは)私が話せる唯一の人だよ」
そういって、セラピストが自分の気持ちを話せるたった1人だと明かしたビリー。
そんなビリーだけれど、昔は友達が非常に多かったそう。しかし、そんなビリーが去年経験したある出来事が、ビリーの心が不安定になってしまった一因だと明かした。
「本当に信じられるって思ってた友達が、去年、ただ私の名前を使ってただけだって分かった。しかもそれに文句を言ってきた。だから私も、みんな何してんの?私を利用したいなら、とりあえず楽しめば。ってかんじだった。もう誰を信じていいのか分かんないよ」
すでにキャリアを築いている17歳の若者としての、辛い気持ちを明かしたビリー。そんな彼女は、メンタルヘルスについてオープンに話すことでも知られており、今年5月にはアメリカの自殺防止団体Seize The Awkwardのキャンペーンに参加。苦しんでいる時は、助けを求めることが大事だと話していた。(フロントロウ編集部)