映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニー・デップは今年3月に、2016年に離婚した元妻でモデルのアンバー・ハードを名誉棄損で起訴。
ことの発端は、2016年に行なわれ、示談で終わったジョニーとアンバーの離婚裁判。アンバー側がジョニーからのDV被害を主張し、ジョニーのDVによって出来たとされるアンバーの顔のあざが写る写真は世間の注目を集めた。
しかし今回の裁判で、ジョニーはアンバーのDV被害の主張を完全否定。2016年の顔のあざも、偽物であったと主張し、アンバーに対して約56億円の損害賠償を請求している。
そんななか、当時ジョニーとアンバーが一緒に暮らしていたアパートの防犯カメラの映像がきっかけで、俳優のジェームズ・フランコが裁判に召喚される予定だという。
アンバーがジョニーにDVを受けたとする2016年5月21日の翌日の2016年5月22日に収められた防犯カメラの映像には、まず、アンバーがアパートの駐車場の階にエレベーターで降りていく様子が。そして一旦外に出て行ったアンバーが数秒後に戻ってきたとき、横にはジェームズらしき男性の姿が確認できる。
このことから、ジョニーの代理人は、アンバーのあざが偽物だったことを目撃した証人として、ジェームズを法廷に呼ぶつもりだと米Peopleに明かした。
しかしアンバーの代理人は、ジョニーと彼の代理人はこの映像によって、アンバーがジェームズと浮気していたかのように見せ、彼女を傷つけようとしていると批判。当時ジェームズは、ジョニーとアンバーの住むアパートの他の部屋に住んでおり、ジェームズとアンバーはただ同じタイミングにエレベーターに乗り合わせただけだと話している。
ちなみにジョニーの代理人は、アンバーがジョニーと離婚した後に交際していた実業家のイーロン・マスクも証人として呼ぶ意向だという。(フロントロウ編集部)