アリアナ・グランデがキャリア史上初となるアメリカ版VOGUEの表紙に登場。堂々と表紙を飾るも、一緒に登場した愛犬のほうがもっと堂々としていた? (フロントロウ編集部)
愛犬とVOGUEの表紙飾る
シンガーや女優、俳優など、セレブたちがキャリアにおける大きな目標として抱いているのが、ファッション界で最も権威ある雑誌の1つである米版VOGUEの表紙を飾ること。そんな目標をアリアナ・グランデもついに達成した。
2018年にイギリス版VOGUEの表紙に登場した際は、トレードマークのポニーテールを封印し、すっぴん風メイクにシフトしたナチュラルな姿を披露。普段の可愛らしいイメージから脱却した大人な印象が「二度見レベル」だと話題になったアリアナ。そんな彼女は、米版VOGUEの8月号の表紙にファンの間でもお馴染みの愛犬のトゥールーズと一緒に登場した。
有名写真家アニー・リー・ボヴィッツが撮影したビーチでの美しい1枚で、巨大な黒いストリーハットをかぶったアリアナは、トゥールーズをちょこんと膝に乗せ、リラックスしたクールな表情を見せている。
キャリアにおける輝かしい目標を達成したことへの照れ隠しなのか、アリアナは、自身が登場した表紙をお披露目したインスタグラムへの投稿に、こんなユーモア溢れるコメントを添えていた。
「VOGUE誌のみなさん、私がトゥールーズの人生初表紙の“背景”になることを許可してくれてありがとう」
表紙を見たファンたちからは、アリアナへの賛辞はもちろん、「トゥールーズ、堂々としすぎ」、「トゥールーズは余裕の表情だね」、「トゥールーズのセレブオーラ半端ない」といったコメントが続出。実際には主役なのに、あえて自分を“背景”と称したアリアナの自虐ジョークにも笑いが起こっている。
元恋人との関係を歌った楽曲の新MVも公開
誌面では、最愛の母ジョアンと祖母のマージョリーとの母娘三代ショットも披露し、2017年に起きた英マンチェスターでの爆破テロ後に抱えることとなったPTSD(心的外傷後ストレス障害)や元恋人でラッパーの故マック・ミラーとの思い出などについても語ったアリアナ。
VOGUEの公式YouTubeチャンネルでは、最新アルバム『サンキュー、ネクスト(thank u, next)』の収録曲「In My Head(イン・マイ・ヘッド)」のMVも公開された。
「In My Head」は、アリアナが2018年秋に急逝したマックとの関係について歌い、アルバム収録曲の中でも最も自身の内面や感情をさらけだした楽曲だと言われている。
VOGUE誌のエグゼクティブ・ファッション・エディターのジョーデン・ビッカムがスタイリングを担当し、VOGUEの映像を数多く手がけてきた映像ディレクターのバーディア・ゼイナリが監督を務めたMVでは、真白な部屋に隔離されたアリアナが、トレードマークの「ポニーテール」や「サイハイブーツ」といったモチーフに囲まれる不思議な演出も含まれている。(フロントロウ編集部)