ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演していたニコライ・コスター・ワルドーが、最終章の時は俳優たちのグループチャットが荒れたと明かした。(フロントロウ編集部)

 2019年5月をもって、その10年の歴史に幕を下ろしたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。

 最後を締めくくる集大成となる最終章には多くの注目が集まったが、多くの批判も寄せられた。オンライン上では、制作陣を変えて最終章を撮り直してほしいと嘆願する署名に約170万人が賛同した一方で、最終回の放送の翌日には『ゲーム・オブ・スローンズ』ロスになる人が続出するなど、その影響力は各方面で凄まじい広がりを見せた。

 作品が多くのファンに影響した一方で、じつはそんなファンの騒ぎが『ゲーム・オブ・スローンズ』出演俳優たちにも大きく影響していたよう。

画像1: 『ゲーム・オブ・スローンズ』俳優たちの「グループチャット」、最終章の時は“荒れた”

 7月14日に行なわれた『ゲーム・オブ・スローンズ』のファン・コンベンションに登場したジェイミー・ラニスター役のニコライ・コスター・ワルドーは、ファンとの交流のなかで最終章に対する批判は「きつかった」と明かし、当時、『ゲーム・オブ・スローンズ』出演俳優たちのグループチャットは荒れたと話した。

 「僕たちは(出演俳優たちの)グループチャットを持っているんだけど、何人かは動揺してたね。(いくつかのコメントは)とても悪質だったからね。そんなコメントを全部読んでしまうなんていうミスを犯した時にはな。例えば君たちがなにかに激怒したとき…。分かってるぞ、君たちの何人かが激怒していたのは、『ふざけんなよ。こんな展開起こるべきじゃない。彼らは(作品を)壊した。(原作者の)ジョージの世界を殺した!』って書くだろ。君たちにとってはそれが楽しくても、僕の仲間は動揺してたよ」

画像2: 『ゲーム・オブ・スローンズ』俳優たちの「グループチャット」、最終章の時は“荒れた”

 そう語るニコライもまた、最終章への批判には良い気はしなかったそうで、「『なんだよ?俺たちは一生懸命に働いたぞ』って、変な気分になったよ」と、当時の気持ちを明かした。

 しかしニコライは、決してファンに謝ってほしいわけではないとし、「これまで僕らがどれだけのことを経験したかってことを話しているだけさ」とファンに伝えた。(フロントロウ編集部)

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