「新たな世代」が主人公
アメリカ本国での放送終了から7年が経った今年に入り、リブート版や続編の制作の可能性が報じられていた大人気ドラマ『ゴシップガール』のスピンオフ版が制作されることが正式発表された。
米Warner Mediaが2020年に立ち上げる新ストリーミングサービス「HBO Max」で配信が予定されているスピンオフ作品は、2012年に放送が終了したオリジナル版『ゴシップガール』のシーズン6の最終回から8年後が舞台に。
米Varietyによると、同作では、匿名サイト「ゴシップガール」の社会的監視の下に置かれることとなった、ニューヨークの私立高校に通う新たな世代の10代の若者たちにスポットライトが当てられるとともに、SNSの普及により大きく変化したニューヨークの様子なども描かれるという。
オリジナルキャストの出演は?
製作陣にはジョシュア・サフラン、ジョシュ・シュワルツ、ステファニー・サヴェ―ジら米CWで放送されたオリジナル版のプロデューサー陣が再集結。
しかし、“新たな世代”を主体にした物語になるとあり、現時点ではオリジナルキャストがスピンオフ版に出演するという情報は発表されていない。
オリジナル版でメインキャラクターであるセリーナ役を演じた女優のブレイク・ライブリーやブレア役を演じたレイトン・ミースターは、以前、「もちろん出演するわ。もし良い作品で、面白くて、必要だと感じるものならウェルカム」、「もし他のみんながやるって言ったら、タイミング次第で私も出るかな」と、そろって続編もしくはリブート版への出演に意欲的なコメント。
さらに、最近ではネイト役を務めた俳優のチェイス・クロフォードも、リブート版の制作について「僕ら(オリジナルキャストたち)はもうみんな30代に突入しているし、どんな感じになるかは分からないけど、僕はどんな形でも賛成だよ」、「(オリジナル版のメインキャスト)みんなを出演させるのはスケジュールの都合もあるし、かなり難しいかもね。でも、僕は絶対カメオ出演するよ。絶対!」と、絶対に何らかの形で出演したいと意欲を表明したばかりとあり、オリジナルキャストたちのカメオ出演の可能性にも十分に期待できる。
『ゴシップガール』のスピンオフ作品は、すでに各話60分、10エピソードで構成されることも発表されている。SNSが普及したニューヨークの社会で“ゴシップガール”はどんな役割を果たすのか、一体どんなフレッシュな面々がキャストに名を連ねるのか、今後の続報に注目! (フロントロウ編集部)