トリトン王にハビエル・バルデム
ディズニーの実写版映画『リトル・マーメイド』の主人公アリエル役に、若手デュオシンガーのクロイ&ハリー(Chloe x Halle)のハリー・ベイリーが抜擢され、同作のキャスティングに注目が集まるなか、アリエルの父親のトリトン王役として、スペイン出身の俳優ハビエル・バルデムが出演交渉中だと米The Hollywood Reporterが報じている。
実力派俳優のハビエルは、2001年の映画『夜になるまえに』でその演技が大絶賛され、2007年の映画『ノーカントリー』でアカデミー賞を獲得。
最近では、2012年の『007 スカイフォール』でシルヴァ役を、2017年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』でサラザール役を熱演し、主人公を脅かす悪役としてのイメージも強い。
そんなハビエルが、無敵の海の王様として絶対的な威厳がありながらも、可愛い末娘のアリエルには頭を悩ませ、アリエルが人間に興味を持つことに神経をとがらせているトリトン王を演じることになるという。
ほかにも、人間のエリック王役にハリー・スタイルズの名前が挙がっているほか、魚のフランダー役に映画『ルーム ROOM』のジェイコブ・トレンブレイ、カモメのスカットル役に映画『オーシャンズ8』のオークワフィナ、悪役アースラ役に映画『ゴーストバスターズ』のメリッサ・マッカーシーが出演交渉中と言われている。
現段階では、アリエル役のハリー(・ベイリー)以外の出演者は、正式に発表されておらず、ハビエルら出演候補とされる俳優については、今も水面下で話し合いが続いている。(フロントロウ編集部)