ジョニー・デップ、アンバーからの暴力を証言
俳優のジョニー・デップと元妻のアンバー・ハードは、2015年に結婚したものの、そのわずか15ヵ月後の2016年には離婚。その離婚裁判の際にアンバーがジョニーからのDV被害を訴え、ジョニーはそれを全面否定したうえ、暴力をふるっていたのはアンバーだと主張するなど、3年が経った今でも2人のドロ沼状態は続いている。
米The Blastによると、現在ジョニーはアンバーに対し名誉棄損で約56億円の損害賠償を請求している一方で、2018年に英タブロイド紙とそのコラムニストがジョニーを“妻を殴る奴”と表現したことに対しても裁判を起こしている。その裁判において、ジョニーがアンバーからの暴力に関する新たな証言をした。
ジョニーは以前から、アンバーと婚前契約を結ぶ際に突然激高した彼女にウォッカのボトルを投げつけられ、指に深刻なケガを負ったと主張している。
そんななか今回ジョニーは新たに提出した資料の中で、アンバーはウォッカのボトルをジョニーに投げつけたあと、さらにジョニーの顔にタバコを押しつけてきたと主張した。
米The Blastは、その騒動の数時間後に病院で撮られたジョニーの写真も入手。写真では、ケガを負ったとみられるジョニーの指になにか布状のものが巻かれているほか、頬のところに傷跡らしきものが。写真だけでは、これが本当に傷なのかどうか、アンバーによってつけられたものなのかは把握できないけれど、ジョニーの弁護側は写真に写る頬の傷こそが、アンバーによって押しつけられたタバコによって出来たものだと主張している。
ジョニーの新証言を受けてアンバーの代理人は、「(ジョニーの)申し立てはバカバカしく、攻撃的で、全く真実ではありません。この写真は、ジョニー・デップが突飛な申し立てによって、彼の暴力、また現在も続くアンバー・ハードへの精神的な虐待から目をそらさせることに必死だということ以外を証明しません」と米HuffPostに声明を出し、ジョニーの主張を完全否定した。(フロントロウ編集部)