5月に第1子となる長男アーチーが誕生したヘンリー王子が、妻メーガン妃との子作り計画に言及。「子供は2人まで」と本音を漏らした。(フロントロウ編集部)

メーガン妃がゲスト編集の英Vogueにヘンリー王子が登場

 英ファッション誌Vogue9月号の制作に同誌初のゲストエディターとして携わったメーガン妃

 「Forces for Change (変革への力)」をテーマに趣向を凝らした内容となった同号には、メーガン妃自らが選出した、現代社会に変化をもたらすさまざま活動を行なう15人の女性が登場。人種差別やLGBTQ+や女性の権利向上、メンタルヘルスなど多岐にわたる分野のトピックが網羅された。

 そんな同号には、メーガン妃の夫であるヘンリー王子もインタビューアーとして特別参加。以前からファンを公言している霊長類学の世界的権威ジェーン・グドール博士と環境問題や自然保護などについて談義を交わした。


敬愛する人物の前でつい「本音」が

 Vogue9月号の発売直前に行なわれたグドール博士主催のグローバルサミットでは、グドール博士と初めて会った際に教えてもらったという「チンパンジーの挨拶のマネ」を本域で披露して参加者たちの笑いを誘っていたヘンリー王子。

 気の置けない仲であるグドール博士とのインタビューでは、ヘンリー王子もかなり饒舌になっており、メーガン妃との子作り計画について本音を漏らす場面もあった。

グドール博士とヘンリー王子(写真中央)。

 環境破壊により温暖化が進む地球を、このまま次の世代に譲り渡すことについて危惧しているというヘンリー王子は、「この惑星が自分たちのものだと考えている種は人間しかいません」、「みなさんに覚えていておいて欲しいのは、地球温暖化はすでに起こっているということです」、「私たちは水の中のカエルで、その水はすでに沸騰しているようなものなのです。それは恐ろしいことですよね」と熱弁。

 これに同意したグドール博士が、「とても恐ろしいですよね。とくに、赤ちゃんを授かったばかりのあなたにとっては」と同意すると、ヘンリー王子は笑いながら、「そうなんです。(その事実を受け入れるのが)以前より確かに難しくなりました」と、長男アーチーの父親となったことで、地球環境に関する考え方に変化が生まれたことを認めた。

画像: アーチーのお披露目会見にて。

アーチーのお披露目会見にて。

 「これまでに出会った人々や訪れる機会を得た場所のおかげで、私はいつも自然というものとの間に不思議な繫がりや愛情を感じてきました。でも、今は疑う余地もなく、以前とは違った見方をしています。私はずっと自然とのコネクションについて試したり確かめようとしてきました。子供を持つ以前から、そしてもっと子供が欲しいと望む以前から…」と語ったヘンリー王子に対し、グドール博士が「(もっと子供が欲しいと言っても)でも、そんなにたくさんじゃないわよね!」と茶々を入れると、ヘンリー王子は「2人までですね! 」と勢いよく返答。

 アーチーに続く第2子を授かった暁には、それ以上、子供を増やす予定はないと示唆した。

6月にヘンリー王子とメーガン妃の公式インスタグラムで公開されたアーチーの姿。

 「私はこの地球という場所は、ずっと“借り物”だと思ってきました。しっかりとした知能を持ち、然るべき進化を遂げた私たち人間は、次の世代に現状よりも優れた何かを継承しなくてはなりません」と熱く語ったヘンリー王子。

 つい最近、熱心なチャリティ活動家としても知られるシンガーのマイリー・サイラスが、「私たちは、先人たちからボロボロになった地球を手渡されようとしている。そして私は、そんな地球を自分の子供に受け継がせたくはない」と地球の環境が改善され、安心できるまで子供を持ちたくないと発言して話題となったが、ヘンリー王子が“子供は2人以上は望まない”と発言した背景にも同様の理由があるからなのだろうか。

 5月に誕生した長男のアーチーの妊娠中から、すでに2人目の子作りについて話し合っていると報じられたヘンリー王子とメーガン妃。

 子供好きな夫妻の性分も踏まえ、7月には「大家族となることを所望しているよう」との関係者の証言も伝えられたが、ヘンリー王子が明かしたのは、“子供はあともう1人だけ”という予想外の子作り計画だった。(フロントロウ編集部) 

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