親しみやすさで支持されるヘンリー王子
イギリス王室のヘンリー王子は、英Yougovが調査した「最も好きなロイヤルファミリー」で堂々の1位を飾るほど支持されている。その人気のワケは、親しみやすさ。息子の子育てに積極的に関わる姿勢や、どんな人ともオープンに話す態度が現代的な王子として評価されている。
そんなヘンリー王子が、幼少期からファンだという霊長類学の世界的権威ジェーン・グドール博士が主催するグローバルサミットに参加した。
グドール博士に会うのは数回目だというヘンリー王子は、サミット中に博士の手をとり会場の中央へ。そして2人が行なったのは、なんと即興ダンス。
さらに2人は、頭と頭を合わせてから、少し激しめにハグ。なんとこれは、“チンパンジー流”の挨拶の仕方だという。
じつはイギリス王室には、一般人とは握手までしかしないという通例が存在する。グドール博士が世界的権威とはいえ、王族でない人と握手どころかダンスをして、さらには頭を近づけハグをするというヘンリー王子の無邪気な行動には、会場からも思わず笑い声があがった。
しかし、じつはこの挨拶はグドール博士がヘンリー王子に初めて会った時に教えたものだそう。
グドール博士は、ヘンリー王子がダンスをし、さらに以前教えたチンパンジーの挨拶を思い出し実践して、博士への敬意を表したことに満面の笑み。その後、自身のインスタグラムにヘンリー王子と笑顔で写る複数の写真を公開した。そんな2人のインスタグラムの投稿には、「ヘンリー王子が素晴らしすぎる」「可愛らしすぎる」と言ったコメントや、拍手の絵文字が多く寄せられた。
ちなみに今回のヘンリー王子の行動は、なんとヘンリー王子とメーガン妃の公式インスタグラムが公開したもの。過去にもヘンリー王子はファンとハグをしているところが目撃されていたり、ウィリアム王子がロンドン火災の被災者家族にハグをしたことが話題になったりと、若いロイヤルファミリーは親しみやすさから支持を得ている。一般人とはハグをしないという通例は、若い世代の王室メンバーの間では無くなりつつあるよう。(フロントロウ編集部)