「かね・カネ・金」 マネーをモチーフにしたコレクションを発表
18歳で立ち上げたコスメブランド、Kylie Cosmetics(カイリー・コスメティックス)を大成功させ、21歳にして総資産が10億ドル(約1,100億円)を超えたことで「世界最年少億万長者」の称号を手にしたリアリティスターのカイリー・ジェンナー。
8月10日に22歳のバースデーを迎える彼女は、自身の“富と成功”を存分にアピールするかのごとく、「お金」をモチーフにした新作コスメコレクションを発表した。
彼女の誕生日に合わせてリリースされる『バースデー・コレクション』はパッケージにもネーミングにも、お金にまつわるモチーフやフレーズが使われている。
100ドル紙幣のプリントを取り入れたパッケージや、「$」マークがプレスされたハイライターなど、お金づくしのバブリーなデザインとなった今回のコレクション。
アイシャドウの色名にも「Time is money(時は金なり)」、「Stacks(札束)」、「Work for it(働け)」、「Build your empire(自分の帝国を築こう)」といったお金や財力、富に関する名前が使われている。
さらに、カイリーの姿をプリントした100ドル紙幣もオマケとしてついてくるという徹底ぶり。
「金持ちアピール」批判に先手を打つ
ここまでいくと、もう清々しいほどの“金持ちアピール”なのだが、2019年版の「世界で最も稼ぐセレブ」ランキングでもシンガーのテイラー・スウィフトに次ぐ2位に輝いたカイリーのこのシャレは、一部の人々の目には、単なる「嫌味」、「悪趣味」だと映ってしまった。
『バースデー・コレクション』がお披露目されるや否や、SNS上では「カイリーは、こうやって富をひけらかすことがカワイイとでも思ってるの?」、「こんなことする代わりに、貧しい人にお金を分けてあげたら? 」、「本当に空気読めない人だね」といったブーイングが続出。
しかし、カイリーは、この展開を予想していたかのように、インスタグラム・ストーリーで公開した動画の中で「コレクションで得た収益をチャリティ団体に寄付する」と宣言。
どういった活動を行なう団体に寄付を行なうのかは明かしていないものの、お金をテーマにしたコレクションで得た「お金」を総じて自らの懐にしまい込むようなことはしないと明かした。
さらに、カイリーは今回のコレクションで“特別な人”とコラボを果たしたことも告知。その人物が誰なのかにも注目が集まっている。(フロントロウ編集部)