新・バットマンはロバート・パティンソンに
1943年にルイス・ウィルソンが初代バットマンを演じてから、アダム・ウェストやマイケル・キートン、クリチャン・ベールなど、そうそうたる俳優たちが演じてきたDCコミックスのスーパーヒーローであるバットマン。
そんなバットマン最新作である2021年公開予定の『The Batman(原題)』では、俳優のロバート・パティンソンが新・バットマンに抜擢されたと今年6月に発表されて話題となった。
バットマン役を逃した俳優
ロバートがバットマンに決定する前には、制作陣の間でもファンの間でも、多くの俳優の名前がバットマン候補として挙がるほど大盛り上がり。しかしその影では、バットマンを演じる機会を得られず涙をのんだ俳優も。
それはドラマ『THIS IS US 36歳、これから』でジャックを演じる、マイロ・ヴィンティミリア。
米Varietyのポッドキャスト『The Big Ticket(原題)』に登場したマイロは、「自分がマントとマスクを着ているところを想像するかって? ワーナー・ブラザースはしなかったね」と話し、バットマンを演じたくとも、ワーナー・ブラザースに言われてしまったという厳しい一言を明かした。
「ヴィンティミリア、君は年を取りすぎだ」
自分では変えられない年を理由にされてしまうという厳しい現実を突きつけられたマイロ。そうは言っても、マイロは現在42歳。前・バットマンにベン・アフレックが決定した時も42歳であったことから、マイロがそこまで年を取りすぎているという印象はない。しかし、新しいバットマン像を作るにあたって、ワーナー・ブラザースはベンよりも若い俳優を希望していたことがマイロにとっては不利に働いてしまったよう。
インタビューでマイロは「仕方ないさ。問題ない。ちなみに、僕は今忙しいんだ」と、皮肉交じりにバットマンへの未練を吹っ切ろうとしていた。(フロントロウ編集部)