破局発表直前に「女性とのキス」が激写
破局・復縁を繰り返しながらも約10年間連れ添い、2018年12月に家族や友人に囲まれた簡易的な結婚式を行ってゴールインしたマイリー・サイラスとリアム・ヘムズワース。
晴れて夫婦となってから、わずか8ヵ月で夫婦生活に終わりを告げることを選んだ2人の決断には、世間が大きな衝撃を受けている。
さらに、マイリーとリアムが離婚に向けて別れを決意したことを発表する直前には、マイリーがバケーション先のイタリアでリアリティスターのケイトリン・カーターと水着姿で濃厚なキスを交わす写真がパパラッチに激写され、一大騒動に。
パンセクシャル(全性愛者)を公言するマイリーが、女性であるケイトリンとのロマンスに早くも夢中になっているとのウワサも浮上している。
ケイトリンのインスタグラムにも親し気な様子で登場するマイリー。
マイリーの知人が米TMZに証言したところによると、マイリーとリアムが別れたのは数カ月前のこと。
マイリーとリアムは、そろって、ケイトリン&ブロディが事実婚状態にあった頃から親しくしていたが、マイリーがケイトリンと”そういう関係”になったのは、リアムとの別れを決意してからだったという。
「スピード離婚」についてリアムに直撃
10年愛を実らせてゴールインしたマイリーと、夫婦生活1年足らずで破局することとなったリアム。
関係者のTMZへの証言では、マイリーはリアムとの関係を修復するためにそろってカップル・セラピーを受けることを提案したが、リアムはそれに応じなかったという。
突然の破局発表について、地元オーストラリアに滞在しているリアムに、現地メディアDaily Mail Australiaの記者が直撃したところ、こんな回答が返ってきたという。
「君にはどんなものかは理解できないよ。それについては、話したくない」
この思わず胸が痛くなるようなコメントが掲載された記事には、少し悲し気な表情にも見えるリアムの姿が映った写真も。兄で俳優のクリス・ヘムズワースとその子供とともに、フローズンヨーグルト店でオーダーを待つ彼の姿には、どこか哀愁が漂っていた。
マイリーが意味深コメント
破局発表後の週末、マイリーはSNSに雄大な山々をバックにして立つ自身の写真を複数公開。こんな意味深コメントを添えた。
「進化に抗うのはやめよう。だって絶対に勝てっこないから。かつては海の底に沈んでいて、アフリカ大陸と繋がっていた、今、私が立っているこの山のように、変化は避けられないもの。ドロミーティ(※)だって一晩にして出来上がったものじゃない。何百万年もの時を経て、現在の美しい姿に変貌を遂げたの。
私の父はいつも言っていた。『自然は決して急がない。でも、いつも時間ぴったりに訪れる』って。その言葉が真実だということを知った私の心は平和と希望で溢れてる。私は、この地球とその経過をリスペクトするよう教えられてきた。そして、自分自身にも同じ様にすると約束する」
※マイリーの写真の背後に写るイタリア北東部にある、東アルプス山脈の一部。
マイリーの言う、「進化」や「変化」が具体的には何を意味しているのかは分からないが、その後公開した別の写真に添えられていた「新たな1日、新たな冒険」という希望に満ちたコメントからも、リアムとの破局を決意した彼女が、新たな一歩を踏み出そうとしているという意思は伝わって来る。
マイリーはさらに、自身の2009年のヒット曲「The Climb(ザ・クライム)」にかけて、こんな言葉も残している。「人生は上り坂。でも、眺めは最高」。
マイリーとリアムは、破局の理由について、声明の中で「個人として今後も成長を遂げるために、別れを選ぶことがお互いのキャリアを優先する上でベストだと判断しました」と発表している。つい2カ月ほど前までは仲睦まじい様子を見せていた2人の間が破綻するには、何か転機があったのだろうか?
リアムと結婚した数カ月後に登場した米Vanity Fairで、クィア(※)であることを公言している自分があえてリアムとの結婚に踏み切った理由について、「私みたいなクィアの人間が、異性愛の関係に身を置くのはどういうことなのかを身をもって世間に証明したい」、「新たな世代の恋愛やパートナーシップにおいては、セクシャリティや性別へのこだわりはなくなると思う」と語るとともに、「リアムと一緒にいれば”もっと強くなれる」と彼への絶対的信頼を口にしていたマイリー。当時の確固たる自信が揺らいでしまった背景には一体何があったのか、気になるところ。
※セクシャル・マイノリティーの総称。
しかし、過去にも何度も破局・復縁を繰り返してきた2人だけに、今後、またヨリを戻す可能性もゼロとは言い切れない。(フロントロウ編集部)