ジジ・ハディッドがたくさんのギリシャ国民を敵に回してしまった「炎上発言」の真意を説明。自身が体験した現地警察の対応のずさんさや、それをもとに他人に警告することは個人の自由だと主張した。(フロントロウ編集部)

「強盗被害」の報告が大炎上

 姉の誕生日を祝うために出かけたバースデー・バケーション先のギリシャ・ミコノス島で強盗被害に遭ったことをインスタグラムへの投稿を通じて報告したモデルのジジ・ハディッド

 ジジたちが留守の間を見計らって宿泊先に忍び込んだ強盗犯は、ジュエリーや服、サングラスなどを持ち去った。ジジ一行は、すぐに通報したものの、宿泊先にいたスタッフたちが自由に行き来できたため、内部の人間の犯行だと疑われ、すぐに警察が駆けつけてくれなかったという。

 サブアカウントにバケーション先での鏡越しのセルフィーを公開したジジは、こんな風に被害を報告し、「もうミコノス島には行かない」と皮肉めいた口調で宣言

「強盗にあったの。ここには二度と戻らないわ(笑)オススメもしない。ほかの場所でお金を使った方がいいわ」

 「オススメもしない」「ほかの場所でお金を使ったほうがいい」と、フォロワーたちにもボイコットを呼びかけるような内容だったこともあり、これには、ミコノス島で暮らす人々やギリシャ国民たちが激怒。

 ジジのもとには、「自分が強盗被害に遭ったからって、ミコノス島全体を悪く言うのは間違っている」、「人気観光地であるミコノス島は経済危機に陥っているギリシャの貴重な収入源なのに。現地の人は観光客相手の商売でやっと暮らしているんですよ」、「あなたが住んでいるアメリカのほうがよっぽど犯罪率が高いのに、よくそんなことが言える」といった非難が殺到した。


ジジがコメントの真意を説明

 これを受け、ジジは、この投稿のコメント欄に長文メッセージをアップして自分の体験の詳細を明かし、率直な意見を口にするという行動は間違っていないと反論。事件後の現地の警察の対応がどんなにずさんだったかを説明し、それに基づいて他人に警告したことに後悔はないと言い切った。

この旅行にはもちろん妹でモデルのベラ・ハディッド(写真左から2番目)も同行。

 以下、ジジのコメントの全文訳。

「私には自分の体験に基づく意見を言ったり、ほかの人たちにそれについて警告する権利が無いと思っているみなさんのために、説明させてもらうわ。
あの夜、私たちのほかにも30件以上もの強盗被害があった。被害者の中には銃を突きつけて脅された人たちもいたわ。現地で雇った私の警護スタッフを通じてしか、警察と連絡を取る方法は無かった。でも、それは、あの島へ旅行する人たち全員が持っている特権じゃない。
もし警察署が閉まっている間に何か事件が起きたとしたら、あなたを守ってくれるものは何もない。そして、もし警察署が開いていたとしても、彼らは人々の安全を確保したり、あの島で毎晩のように起きている犯罪に対処する十分な訓練や手腕を備えていないように見えた。
こういった情報は、旅行者たちには事前には教えられないわ。こんなことが起こると知っていたら、自分を守るためのインフラが整っていないと知っていたら、私はあそこには行かなかった。だから、これは、私が現地でした実際の体験に基づく意見。別にそれが気に入らないという人がいても、私はぜんぜん構わない。」

 最後に、ジジは「そんなに嫌な思いをしたなら、旅行先での楽しそうな写真を投稿するのはやめれば?」といったコメントに対して、「私は仕事に追われていて、友人たちとこんな旅行をするチャンスなんて滅多にない。だから、強盗に遭ったとしても、旅行中の写真を投稿したかったらするわよ」と、ピシャリと反論。現在もジジの投稿のコメント欄は大荒れしている。(フロントロウ編集部)

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