あのMCU映画に出演していたかも
DCコミックスの新作映画『TheBatman(ザ・バットマン)』で次期バットマン役に抜擢されたロバート・パティンソンが、米Varietyのインタビューでマーベル・スタジオの関係者と話し合いをしたことがあったことを打ち明けた。
2008年から2012年までに5作品が公開された映画『トワイライト』シリーズでヴァンパイアのエドワードを熱演して大ブレイクしたロバート。当時、映画で共演したヒロインのクリステン・スチュワートと交際していたことも相まって、世間から大きな注目を浴びたロバートは、次のキャリアを模索している時に、マーベル・スタジオから声がかかったという。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)を制作するマーベル・スタジオとは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の制作の時に“説明会”を行なったことを明かしたロバート。しかしそれから話が進むことはなかったという。
その時の心境をロバートは、「何を求めて走ることになるのかが見えなかった」「『トワイライト』に代わる作品として、そういう(ヒーロー映画の)道は考えていなかった」と話し、ヒーロー映画への出演が当時の自分の望んでいる方向性ではなかったことを匂わせた。
しかし、バットマンの映画への出演には心を動かされたといい、唯一好きなアメコミのキャラクターを演じることには興味を示した。
「たぶんバットマンはスーパーパワーを持っていないからだと思う」
バットマンが好きな理由をそう明かしたロバートは、マイケル・キートンやクリスチャン・ベール、ベン・アフレックら実力派俳優が演じてきたDCコミックスの人気キャラクターを引き継ぐ。
ロバートが演じるバットマンの単独映画『The Batman(原題)』は、2021年に全米公開を予定している。(フロントロウ編集部)