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ホラー映画界で、歴代興行収入No.1の『I T/イット』。その完結編『I T/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が全米で公開。初日から3日間の世界興行収入が196億円を超える大ヒットとなっている。(フロントロウ編集部)

『I T/イット THE END』止まらない快進撃

 恐怖の殺人ピエロ、ペニー・ワイズが子供たちを恐怖に陥れていく『I T/イット』の最新作、『I T/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が世界中で人気爆発中!アメリカの辛口映画サイトRotten Tomatoesの一般評価では、満足度81%の高評価を記録している。

画像: 『I T/イット THE END』止まらない快進撃

 全米公開を前に行われたL.A.プレミアでアンディ・ムスキエティ監督は、自信たっぷりにコメント。

今回は、もっと怖い。ずっと怖い!前作を観てくれたファンは、きっとこの映画を楽しんでくれるはず。これまでの集大成であり、完結だから。そして感動もある。1作目よりもっとビッグなエンディングが待ち受けているんだ

 原作者スティーブン・キングも本作のクライマックスについて、「ラストは最高だ!」と大絶賛のコメントを自身のツイッターに投稿。

『I T/イット』とは

 『I T/イット』はもともと、1990年にアメリカのテレビ映画シリーズとして公開された、スティーブン・キング原作小説の映像化作品。「幼少期編」と「大人編」とに分かれており、「I T(あいつ)」と呼ばれるピエロの怪物「ペニー・ワイズ」がなんの罪もない少年少女をむごたらしく殺してしまう。そのあまりにショックすぎる演出は、「ピエロ恐怖症」という恐怖症を大衆的にした。俳優ジョニー・デップは、自身がピエロ恐怖症であることを公表している。

画像: ペニー・ワイズがメインのポスター

ペニー・ワイズがメインのポスター

 2017年に公開された『I T/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、そのリメイク作品。田舎町の子供たちがペニー・ワイズに挑む。そして『THE END』と名づけられた最新作は、その子供たちが大人になってまた再開してからの話になる。ペニー・ワイズは、まだ生きていた!

『I T/イット THE END』のキャストは?

画像: 左から、ビル・ヘイダー、ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ

左から、ビル・ヘイダー、ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ

 主人公を演じるのは、英国の俳優ジェームズ・マカヴォイ。「X-MEN」シリーズのリブート作品ではプロフェッサーX役を演じ、『ウォンテッド』や『スプリット』など、演技派俳優として名高い。

 また、『インターステラー』や『クリムゾン・ピーク』に出演したジェシカ・チャステインも参戦。ペニー・ワイズ役は『シンプル・シモン』、『アトミック・ブロンド』に出演したビル・スカルスガルドが務める。ビルは、『I T/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のPR活動中にパパになったことを公表したばかり!

画像: ペニー・ワイズのポスターの前に立つビル

ペニー・ワイズのポスターの前に立つビル

 全米では、観客の半分近くが25歳以下。リメイク作品にもかかわらず、若年層にも人気が高い本作は、ホラー映画史上No.1興行記録をもつ前作を超える、さらなるヒットが期待できる。日本公開は11月1日(金)。(フロントロウ編集部)

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