“兄と慕うあの人”から「うれしいお知らせ」
セレーナ・ゴメスの出世作となったディズニーチャンネルの大ヒットドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』。
2007年から2017年まで約5年にわたって放送された同作で、セレーナ演じる主人公のアレックスの兄ジャスティンを演じ、放送終了後もまるで本当の“兄と妹”のような関係を築いている俳優のデヴィッド・ヘンリーが、リブート版のアイディアについてセレーナと頻繁に話し合っているという、ファンにとっては今にも飛び跳ねたいくらいの“嬉しいお知らせ”を口にした。
米Entertainment Tonightの取材に応じたデヴィッドは、セレーナとは、「いつもルッソ一家を再集結させたいと話し合っている」とコメント。
「まだ正式ではないけど、セレーナとはリブート作品を作るとしたらどんなものになるかという話し合いをしたよ。もう、全体像はだいたい見えてるんだ」と話し、リブート作品では、オリジナル版の終了から数年後を舞台に、「キャラクターたちが、これまでにないくらいどん底を味わっている状態からスタートしたい。そして、シリーズを通して美しい再会の物語を描くんだ。彼らが引き離された状態からスタートする」とセレーナや自身が演じたジャスティンといったルッソ一家のメンバーたちが、再び固い絆で結ばれる感動のストーリーを作り上げたいと語った。
今年の夏、セレーナと一緒にディズニーランドに出かけたデヴィッド。
さらにデヴィッドは、セレーナ演じる長女アレックスが、世界のどこかでファッショニスタとして大活躍していること、自身演じる長男ジャスティンが“魔法学校ウィズ・テック”の校長となり、一家の大黒柱となっていること、そして、ジェイク・T・オースティンが演じた末っ子のマックスはサンドウィッチ店を経営するも、うまく行かずに悩んでいる…といった具体的なアイディアも紹介。
「それぞれが、めちゃめちゃに混乱した状態から、シリーズの流れに沿ってようやくまた再会するっていう展開にしたいと思ってる」と、自身とセレーナが描いているリブート版の構想に目を輝かせた。
デヴィッドとセレーナがリブート作品について展望を語るのは今回が初めてではなく、2017年には、「ジャスティンには子供がいて、アレックスはまだ独身だよね」と言うセレーナに対し、デヴィッドが「ジャスティンは15人くらい子供がいるんじゃない? アレックスはまだ自分探しの途中って感じ。彼女は25歳くらいになっていて、今後について悩んでる」とお互いが演じた役の未来について話し合う動画がインスタグラムストーリーで公開された。
「マックスは、もう完全に人生に迷いまくってるかもね。路肩でサンドウィッチを作ってるかもしれない…」と言うジャスティンに爆笑していたセレーナ。この時の2人の他愛のない会話や相変わらず仲の良い様子はファンたちを歓喜させたが、今回のデヴィッドの発言により、リブート版の制作がますます現実味を帯びたことで、さらなる盛り上がりを見せている。リブート作品に関する今後の情報から目が離せない! (フロントロウ編集部)