超多忙の反動?オフの過ごし方が「怠け者」すぎる
シンガーのテイラー・スウィフトは、8月に発表した新アルバム『ラヴァー(Lover)』のリリース前から世界各都市でのプロモーション活動に精を出し、その甲斐もあって、『ラヴァー』の発売初週売り上げは米国内だけでも100万枚の大台に迫る伸びを記録。さらに、収録曲計18曲のすべてがビルボードチャートのHot100にランクインするという女性アーティストとしては史上初の快挙を達成した。
アルバムリリース後も人気ファッションブランド、ステラ・マッカートニーとのコラボコレクションのポップアップ・ストアに顔を出したり、「恋人」を意味するアルバムのタイトルにちなんで“恋人の街”と呼ばれるフランス・パリで特別ライブを開催したりと、さらに忙しい日々を送っている。
2018年には前アルバム『レピュテーション』を引っさげた「レピュテーション・スタジアムツアー」を敢行し、世界7カ国36都市を巡った同ツアーで日本円にして約375億円という驚異の収益を生み出したテイラー。
年収200億円を稼ぎ出し、2018年度の「世界で最も稼ぐセレブ」ランキングで堂々の1位に返り咲いた彼女だが、“オフの過ごし方”が、驚くほど地味かつ怠惰だった。
パリで行った特別公演の会場で、オーストラリア人ラジオDJのアッシュ・ロンドンとのインタビューに応えたテイラーは、半日オフをもらっていた当日の行動に言及。
時差ボケや疲労もあったためか、テイラーは、その日、会場に来るまで特に何もしておらず、なんと昨夜から夕方4時までずっと眠っていたことを告白。何よりも睡眠欲を優先してしまう“怠惰な自分”について、悪びれる様子もなくコメントした。
「私って結構、怠け者なの。今日なんて午後4時までずっと寝てた。みんな知らないかもしれないけど、私ってかなり怠惰な性格なんだよ。表向きは、ライブとか色々なことをしたり、時々曲を書いたりしているから、そうは見えないかもしれないけど。でも、私、寝ることが、とにかくとてつもなく大好きなの」
仕事熱心で働き者なことは確かだけれど、オフとなるとついダラダラしてしまうという、つい親近感が湧いてしまうギャップを見せたテイラー。
9月末から放送が開始する米人気オーディション番組『ザ・ヴォイス』の最新シーズンに“メガ・メンター”と呼ばれるシンガーの卵たちへの特別アドバイザーとして出演することが発表され、11月には来日して約7年ぶりのファン・イベントを開催する予定。
さらに、今週、テイラーが2020年の6月から8月にかけて、欧米各国で「Lover Fest East(ラヴァー・フェスト・イースト)」、「Lover Fest West(ラヴァー・フェスト)」と題したコンサートを行なうことも発表。フルツアーではないものの、アルバム『ラヴァー』からの名曲を披露する”音楽フェス形式”のライブツアーを開催することも明らかになった。
今後も当分の間は超多忙な毎日が続きそうだけれど、オフの日は思う存分“怠け”て、元気をチャージして欲しいもの。(フロントロウ編集部)