キットとソフィーが熱い抱擁
2019年5月、惜しまれつつシリーズフィナーレを迎えた大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で長年共演していた、ジョン・スノウ役のキット・ハリントンとサンサ・スターク役のソフィー・ターナーが、ドラマ界の祭典「エミー賞授賞式」の会場で再会を果たした。
— Scott Feinberg (@ScottFeinberg) September 23, 2019
2011年に放送が開始される前の撮影期間も含め、約9年間にわたって1年の大半を一緒に過ごし、家族のように固い絆で結ばれた特別な関係にあるキットとソフィー。会うのは久々だったのか、2人は顔を合わせるや否や約5秒間にわたる熱いハグを交わし、再会の喜びを分かち合った。
ご存じの方も多いと思うが、キットは『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終回が放送されてからわずか1週間後に、ストレスなどからくる「個人の問題」を解決するためリハビリ施設に入所。施設を退所してから初めて公の場に姿を現したのが今回の授賞式だったこともあり、ソフィーがキットの顔を両手で包み込み、“良い感じね”とキットの様子を見て安堵する場面もあった。
『ゲーム・オブ・スローンズ』とは
ジョージ・R・R・マーティン著のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作とした、米HBO制作のテレビドラマシリーズ。ドラゴンや魔法が存在する架空の世界において、多くの登場人物が入り乱れる群像劇。2011年春から放送が始まり、最終話であるシーズン8の第6話が2019年5月19日に放送され、約10年にわたるシリーズに幕を下ろした。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など数多くの賞を受賞し、ドラマシリーズとしてエミー賞最多となる47賞の受賞歴を誇る(※)。
※2019年度の受賞数は含まず。クリエイティヴ・エミー賞も合わせると57賞。
【あらすじ】ひとつの玉座をめぐって複数の名家が壮絶な覇権争いを繰り広げ、家族愛や友情、戦と掟、陰謀により複雑に人間関係が絡み合う人間ドラマ。物語は9つの名家を中心に主に3つのストーリーラインで語られ、その3つが徐々にひとつのストーリーラインとなっていく様子が壮大なスケールで描かれる。
【キャスト】映画『ロード・オブ・ザ・リング』のショーン・ビーン、大人気シリーズ『ハリー・ポッター』のミシェル・フェアリー、『ボディガード 守るべきもの』で第76回ゴールデン・グローブ賞ドラマシリーズ部門男優賞を受賞したリチャード・マッデン、本作で女優デビューした映画『X-MEN』のソフィー・ターナーとメイジ-・ウィリアムス、ジョン・スノウ役のキット・ハリントン、2006年に大英帝国勲章を受賞した俳優のチャールズ・ダンス、映画『ブラックホーク・ダウン』のニコライ・コスター、映画『世界一キライなあなたに』のエミリア・クラーク、映画『アクアマン』のジェイソン・モモアなどが主要人物(※)を演じている。
※シリーズの途中で降板したキャストも含む。
(フロントロウ編集部)