第71回プライムタイム・エミー賞が、ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで開催。2019年のイベント中に最もツイッターで話題になったセレブのトップ5をご紹介。1位はノミネートすらされていないあの人!(フロントロウ編集部)

※日本時間9月23日16時時点のデータより。

5位 エイミー・アダムス/Amy Adams

 リミテッド/映画部門で『Fosse/Verdon』のミシェル・ウィリアムズが主演女優賞を受賞して給与格差についてのスピーチをしていた瞬間、ツイッターでミシェル以上に話題になっていたのが、同部門にノミネートしていた映画『シャープ・オブジェクツ』のエイミー・アダムス。

画像: 5位 エイミー・アダムス/Amy Adams

 エイミーはこれまで130以上もの賞にノミネートされているけれど、受賞数は40ほど。賞を逃すという経験を100回近くしており、ファンのあいだでは、アカデミー賞を逃しつづけたレオナルド・ディカプリオ(※)と比較する人も。

 そのためミシェルの受賞が発表された瞬間、ツイッターでは「ミシェルにはおめでとうだけど、エイミーまたか!」「エイミーに賞を」と、エイミーの“受賞逃し”をなげく投稿が殺到した。

※レオナルドは2016年に俳優として5回目のノミネートでキャリア初のアカデミー賞受賞を果たした。

4位 ビリー・ポーター/Billy Porter

 LGBTQ+コミュニティを舞台にしたライアン・マーフィー制作のドラマ『POSE/ポーズ』のビリー・ポーターがドラマ部門の主演男優賞を受賞した瞬間、ツイッターは喜びのメッセージであふれた。

 それもそのはず。2019年で71回目となったエミー賞で、同性愛者であることをオープンにしている俳優が主演俳優賞を受賞するのは、どのカテゴリーでも初めてだから。

画像: 4位 ビリー・ポーター/Billy Porter

 両手をぶんぶん振り回しながらステージにあがったビリーは、「自分には権利がある。君にも権利がある。わたしたちみんなに権利があるのです!」と心揺さぶるスピーチをして、それがさらにツイート数を加速させた。

3位 ジョディ・カマー/Jodie Comer

 ドラマ『キリング・イヴ』に主演するイギリス人俳優のジョディ・カマーがドラマ部門主演女優賞でキャリア初のエミー賞を受賞したことは多くのファンを喜ばせたが、ツイッターをもっとも盛り上げたのが、受賞スピーチ直前に見られたジョディと共演者サンドラ・オーのやり取り。

画像1: 3位 ジョディ・カマー/Jodie Comer

 『キリング・イヴ』は、ジョディ演じるサイコパスの暗殺者とサンドラ演じる捜査官の奇妙な関係を主軸にした2人のダブル主演ドラマ。今年のエミー賞では2人がそろって同じ部門にノミネートされ、ジョディは大先輩サンドラに勝った形に。

 そんななかジョディは賞を受け取る前にサンドラのもとにかけより、ギュッとハグ。この友情のシーンに多くの人が心打たれたよう。ちなみにこの時ジョディは、サンドラに「愛してる」と伝えたことを、ジョディ本人が受賞後の記者会見で明かした。 

画像2: 3位 ジョディ・カマー/Jodie Comer

2位 エミリア・クラーク/Emilia Clarke

 エミー賞2019で最も話題になった作品は、米時間22日に開催されたプライムタイム・エミー賞と14~15日に開催されたクリエイティブ・アート・エミー賞で合わせて史上最多となる32のエミー賞にノミネートされたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。

画像: 2位 エミリア・クラーク/Emilia Clarke

 プライムタイム・エミー賞では、キャストが舞台裏でのグループセルフィ―をSNSに公開したり、リミテッド・シリーズ部門助演女優賞のプレゼンターとしてメインキャストがステージに勢ぞろいしたり、アワードの大トリであるドラマ部門作品賞を受賞したりと、盛り上がるシーンがいっぱい。

画像: メインキャストたちはプレゼンターを務めた。

メインキャストたちはプレゼンターを務めた。

 しかしそんな人気ドラマの中でもツイッターでファンからのラブコールが絶えなかったのが、デナーリス・ターガリエン役のエミリア・クラーク。主演女優賞は逃してしまったものの、2019年のエミー賞にノミネートされたセレブとしては1番の話題をツイッターで集めて、人気の高さを証明した。

1位 ゼンデイヤ/Zendaya

 2019年のエミー賞出席者のなかで最もツイッターで話題を集めたのは、ドラマ『ユーフォリア』や映画『アメイジング・スパイダーマン』のゼンデイヤ。

画像1: 1位 ゼンデイヤ/Zendaya

 ゼンデイヤは薬物中毒者を演じる主演ドラマ『ユーフォリア』が大ヒットしているが、新作ドラマのため、ノミネートできるのは2020年のエミー賞から。つまり今年は一切ノミネートされておらず、リアリティ番組『ル・ポールのドラァグ・レース』のル・ポールと一緒にプレゼンターを務めただけ。

画像2: 1位 ゼンデイヤ/Zendaya

 そんなゼンデイヤはこの日、ヴェラ・ウォン(Vera Wang)のグリーンのシアーなコルセットドレスにロングのレッドヘアというスタイル。スリットから美脚ものぞかせ、ツイッター民を脳殺。「アリエルみたい」「美しすぎる」と絶賛の嵐となり、それがほかのエミー賞の候補者や受賞者を抜き、ダントツ1位というツイッターでの話題性につながった。

画像3: 1位 ゼンデイヤ/Zendaya

 第71回プライムタイム・エミー賞の受賞結果は、「エミー賞2019受賞者リスト【随時更新】」から確認できる。(フロントロウ編集部)

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