まさかのお願いにCEOはどう反応?
先日、米ロサンゼルスで開催されたテレビ界の祭典『エミー賞』の授賞式で、コメディ部門の助演女優賞を受賞した女優のアレックス・ボースタインが、アマゾン(Amazon)のCEOを務めるジェフ・ベゾス氏とのメールのやりとりを公開。その内容がおもしろすぎると話題になっている。
アレックスが公開したメールの内容がコチラ。
ベゾス氏:やあ、どうも。ジェフ・ベゾスです。今夜、客席から君のことを応援しているよ。幸運を祈ってる。
アレックス:まあ、それは最高。それで、ついでにと言ったらなんだけど…アマゾンプライムで注文したドッグフードを返品したいの。なんとかしてもらえないかしら?
ベゾス氏:(エミー賞の)授賞式に持ってきてくれ。僕にまかせて。
アマゾンCEOのベゾス氏からのメールに恐縮するどころか、アマゾンで買った商品の「返品」を要求するというコメディ女優らしい皮肉の効いた返答をしたアレックス。するとそれにベゾス氏が、“ドッグフードを授賞式に持ってくるなら”と、あり得ない設定を要求してまさかのジョークでお返し。
このベゾス氏の対応にはアレックスもさすがに驚いたようで、「えっと…これまでで最高のメールのやりとりだったわ!」とベゾス氏に感謝した。
現在、アレックスはベゾス氏がCEOを務める、アマゾンの動画配信サービス「Amazonプライム・ビデオ」のオリジナルドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』にスージー役で出演しており、同ドラマでの演技が高く評価され、先日行なわれたエミー賞授賞式で、見事、コメディ部門の助演女優賞の座を勝ち取った。
ちなみに、「返品したい」と言ってたドッグフードを、実際にアレックスがベゾス氏に渡したのかどうかはわかっていない。(フロントロウ編集部)