アンジェリーナ・ジョリーが韓国の大学に留学中の長男マドックスを送り出した感想を語った。(フロントロウ編集部)

複雑な心境を吐露

 女優のアンジェリーナ・ジョリーの18歳の長男マドックスは、母親であるアンジェリーナや5人の弟妹たちの元を離れ、9月から韓国の名門大学「延世大学校」でキャンパスライフをスタートさせた。

 マドックスが韓国入りした際には、アンジェリーナも彼に付き添い、訪韓。ソウルの街でコスメを物色したり、親子水入らずで観光を楽しむ姿なども見かけられた。

画像: 左が長男マドックス。延世大学校では、生物化学を学んでいる。右は次男のパックス。現在は15歳。

左が長男マドックス。延世大学校では、生物化学を学んでいる。右は次男のパックス。現在は15歳。

 その際には、息子を置いて1人アメリカへと戻る寂しさを憂い、現地の学生たちに「今日帰るわ。いよいよ今日彼を置いていかなければならない」、「泣かないようにしなくちゃね」と本音をこぼしていたアンジェリーナ。

 そんな彼女が、10月18日に日米同時公開される主演映画『マレフィセント2』のプロモーション中に、愛息のマドックスが親元を離れたことについて、しんみりと語る場面があった。

画像: ディズニーの大型ファンイベント「D23 Expo」で行なわれた『マレフィセント2』の特別プレゼンテーションに登場したマレフィセント役のアンジェリーナ、オーロラ役のエル・ファニング、イングリス王妃役のミシェル・ファイファー。

ディズニーの大型ファンイベント「D23 Expo」で行なわれた『マレフィセント2』の特別プレゼンテーションに登場したマレフィセント役のアンジェリーナ、オーロラ役のエル・ファニング、イングリス王妃役のミシェル・ファイファー。

 母と娘の複雑な絆や深い愛を描いた作品でもある『マレフィセント2』にちなみ、子供たちがやがて自らのもとを巣立っていくことについて、共演者のミシェル・ファイファーとともに思いを巡らせたアンジェリーナは、長男であるマドックスの進学に自ら話題を振りながら、「子供たちのうちの1人を見送ったばかりなの…彼のことをとても誇りに思っているわ」と感慨深げにコメント。

 「すごくワクワクしてるわ。子供たちの世界が広がることで、自分の世界も広がってゆく気がする。子供たちからたくさんの事を教わってるし、(子育ての)今のこの段階が大好きだわ」と続け、子供たちそれぞれによって、また“巣立ち”の状況は変わってくると思うと語りながらも「マドックスはもう完全に準備ができていたわ」と自信を持って彼の背中を押すことができたと明かした。

 26歳の長女と25歳の長男というすでに成人した子供を持つミシェルは、我が子が大人への階段を上る過程を見守った感想について、「押しと引きの絶妙なバランスが必要よね。子供が巣立っていくことで、まるで自分の体の一部を失ったように感じたけど、それと同時に、子供たちにはしっかりと自立した人間になって欲しいと心から願っていたわ。だからこそ、誇りを感じるけど、でも別れというのはとても辛いものね。私にとってはなかなか難しい経験だったわ」と話し、子育ての難しさとその一方で得ることができる達成感や充足感に思いを馳せた。

 『マレフィセント2』では、ディズニーの名作アニメ『眠れる森の美女』を下敷きに、女優のエル・ファニング演じる娘オーロラ姫を迫り来る危機から救うため、アンジェリーナ演じるマレフィセントの母としての“究極の愛”が試される。

 アンジェリーナは、同作の公開に先がけて10月3日に行なわれるジャパン・プレミアのために来日。プレミアイベントの舞台に登壇する。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.