17歳ながら飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍するシンガーのビリー・アイリッシュが、2020年に行なうツアーの構想を明かした。(フロントロウ編集部)

2020年のコンサートが決定

 2019年4月から大ヒットしたデビューアルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』をひっさげてホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ・ツアーを行なっている17歳の若手シンガーであるビリー・アイリッシュが、先日、2020年3月からマイアミを皮切りにホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?・ツアーを開催することを発表。

 ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ・ツアーの約半年後に行なわれる新しいツアーは、一風変わったツアーになると米人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』で発表した。

 ビリーは新ツアーでは、楽器のリサイクルのため、新品、中古、ヴィンテージ、ハンドメイドなど、音楽機材の売買に特化したサイトであるリバーブと手を組むことを明かし、「私たちは実際にリバーブの誰かを連れて行くの。この会社は、最高で最も正しく環境を破壊しない方法に特化しているの」と語った。

 また、「会場ではストローの使用は禁止でファンたちには自分の水筒を持参してもらい、いたるところにリサイクル用のゴミ箱を置こうと思う。なぜならもし何かリサイクル可能な物があっても、そこにリサイクルのゴミ箱がなきゃ出来ないからね」と、なるべく環境に配慮したツアーにしたいという。

 さらにツアー会場には、「ビリー・アイリッシュ・エコ・ヴィレッジ」というエリアが設置されるようで、そこでは気候変動と変化を起こすことの重要性が学べるという。

 近年若いアーティストのツアー会場では、社会的なアクションを起こしたいというアーティスト側の意向がかなり取り入れられており、アリアナ・グランデやビリーのコンサート会場では有権者登録所を設置。アーティストの影響力もあってか、アリアナの公演会場に設置された有権者登録所では、2008年の設立以来、今年に入ってから団体を通しての有権者登録数が最も多かったと、このシステムを提供するNPO団体のヘッドカウントが発表している。

 地球温暖化の脅威を歌ったメッセージソング「オール・ザ・グッド・ガールズ・ゴー・トゥ・ヘル」をリリースするなど、ひと一倍環境問題に関心が高いビリーらしく、次のツアーはパフォーマンスも楽しめるうえ環境問題も学べる絶好の機会となる。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.