ホアキンのジョーカー、過酷な役作りも話題
現在公開中の映画『ジョーカー』で、絶望の淵から狂気のジョーカーに変貌を遂げるアーサーを演じて高く評価されているホアキン・フェニックス。
出演が決定しているにもかかわらず監督にオーディションをしてくれと頼んだり、撮影前には“病的なダイエット”に取り組んだりと、ジョーカーというキャラクターにはかなり真剣に向き合ってきたことが明かされている。
そんなホアキンが、撮影現場で役にのめり込むあまりスタッフにブチ切れる様子が映像で流出した。
本作の監督トッド・フィリップスが、ホアキンが出演した米人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live(原題)』に宛てて、ホアキンが激怒する映像を送付。観客の目の前で公開されてしまった。
舞台裏の映像は、8:25くらいから。
映像は、ホアキンが放送禁止用語を言うあまり映像のほとんどが“ピー音”で隠されてしまい、彼が何を言っているのかがほとんど分からないほど。
じつは現場では、今作の撮影監督であるローレンス・シャーがホアキンに対してずっと何かを囁き続けていたそう。映像でもホアキンが「囁き続けるのやめろよ。黙ってくれ。今なにかリアルなものを見つけようとしてるんだ」と、演技に集中したがっている様子が見てとれる。
とはいえ映像を見終わったホアキンは、「これは恥ずかしいね。すみません。みんなにも、こんな映像を見せてしまって申し訳ない。言い訳もできないよ。こんな風に人に対して話すべきじゃないよね」と謝罪していた。(フロントロウ編集部)