リアーナの小学生時代の「通知表」に書かれた内容が、すでに現在のリアーナの性格そのまま。(フロントロウ編集部)

「通知表」に書かれていたこと

 音楽界でのキャリアにくわえて、近年では、コスメやランジェリー、ハイファッション・ブランドのプロデュースに力を入れているシンガーのリアーナ。32歳の若さにして、総資産が約630億円を突破した彼女は、米経済誌Forbesが10月に発表した、2020年度版の『一代で富を築き上げたアメリカの女性富豪トップ100』のリストに初のランクインを果たすという偉業も成し遂げた。

画像: 「通知表」に書かれていたこと

 エンターテイナーとしてだけでなく、ビジネスの才覚も発揮しているリアーナは、幼少時代は一体どんな子供だったのだろう? 

その答えは、故郷バルバドス諸島で過ごした小学生の頃の通知表に隠れていた。

 リアーナは、2019年、幼少期の写真からスターダムにのし上がるまでの写真をはじめ、これまで見ることが出来なかったツアー写真やプライベートな写真など、合計1000枚におよぶ貴重な写真を収めたビジュアル・オウトバイオグラフィー『The Rihanna Book(ザ・リアーナ・ブック)』をリリース。

 そこに収録された、母校セント・マイケルの小学校に通っていた際の「通知表」には、当時の担任教師が記した、幼い日のリアーナの性格やクラスでの様子を分析したこんなメモが残されていた。

● 自分に自信があって前向きな姿勢を見せている
● フレンドリーでグループ活動ではリーダーシップを発揮している
● 周囲の状況をよく観察し、敏感にその場の空気を察知している
● 自分のアイディアをはっきりと知的に表現できる
● 自らのアイディアを緊張せずに堂々と行動に移せる
● 動作に協調性がある
● リズムと歌を楽しんでいる
● お絵描きでは色んなカタチを描けるようになってきた

 シンガーとして栄光を手にした後、数々の人気ブランドとのコラボを経て、自身の本名であるロビン・フェンティの姓を冠したコスメブランド「Fenty Beauty(フェンティ・ビューティー)」やランジェリーブランド「Savage × Fenty(サヴェ―ジ×フェンティ)」、そしてハイファッションブランドの「Fenty(フェンティ)」を次々と立ち上げ、いずれも大成功へと導いているリアーナ。

 今回公開された小学校の通知表には、音楽やダンスが好きだったというシンガーとしての素質に繋がる内容だけではなく、現在ではマルチに活躍する彼女が、幼い頃から、その場の空気感を察知したり、自らのアイディアを主張したり、友人たちの舵取りをするのに長けていたといった、生まれ持った“リーダー気質”についても記されていた。

 子供の頃から一目置かれる存在だったリアーナ。もちろん、現在の地位に到達するまでの過程には知られざる苦労や努力もあるだろうが、彼女の成功は生まれた瞬間から約束されていたのかもしれない。(フロントロウ編集部)

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