アリアナに関わる商品って?
今年9月に、商標権を侵害されたとして米大手カジュアル衣料チェーンのフォーエバー21を訴えたシンガーのアリアナ・グランデ。
アリアナ側は、アリアナの許可を取ることなく、楽曲「7リングス」のMVに登場するイメージを使用して新しいコレクションの宣伝を行ない、さらにMVに登場するアイテムに非常によく似た商品を販売したとして商標権を侵害されたと主張。約11億円(1000万ドル)の損害賠償を求めていた。
そんなアリアナによる人気ブランドの訴訟問題が報じられたのもつかの間、再びフォーエバー21が、アリアナに関するアイテムを発売した。
フォーエバー21が販売しているのは、こちらの黒のスウェットシャツ。
中央に施された天使のカラープリントの上には、「ドント・コール・ミー・エンジェル(Don't Call Me Angel)」の文字が。これは、11月に全米で公開される映画『チャーリーズ・エンジェル』のサウンドトラックに収録される曲名と同じで、アリアナがマイリー・サイラスとラナ・デル・レイとコラボしたもの。
同楽曲の作詞作曲には、アリアナ、マイリー、ラナ、そして他にも音楽プロデューサーのマックス・マーティンをはじめ、4人の人物が参加。「Don't Call Me Angel」のフレーズを彼らが商標登録しているか、フォーエバー21が意図的にこのフレーズを使用したかどうかは明らかになっていないが、同ブランドとアリアナの間で訴訟問題があったばかりとあり、今回も注目を集めている。
ちなみにフォーエバー21は、2014年から経営状態の悪化が伝えられ、今年8月には破産申請を検討していると報じられ、日本でも今月末に撤退することが決定している。(フロントロウ編集部)