※この記事にはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン1のネタバレが含まれます。
ドラゴンの母デナーリスの夫カール・ドロゴ
今年2019年に、ついにその歴史に幕を閉じたドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。多くのキャラクターが登場した群像劇の中で、ドラマ初期で死んでしまったにもかかわらずファンに愛され続けたキャラクターといえば、ジェイソン・モモア演じるカール・ドロゴ。
シーズン8まで全編を通して主要人物だった、エミリア・クラーク演じるドラゴンの母デナーリス・ターガリエンの夫だったけれど、シーズン1で死亡した。
『ゲーム・オブ・スローンズ』が歴史に名を残すドラマになる前に去ったジェイソンが、米ETのインタビューでこう話す。
「知ってると思うけど、僕は『GoT』で戦いもしなかったし、子供も持たなかった。そして年老いて、結婚した」
自分の役柄をそう振り返ったジェイソンは、その後世界中を熱狂させる超大作となった『ゲーム・オブ・スローンズ』への未練をいまさらながら暴露した。
「多くの物事は(『GoT』では)ほとんど起こらなかった。僕はただ恋に落ちて、そして死んだ。僕はもっと出来るよ!英語も話せるし、笑顔にもなれるんだぜ!」
ジェイソンといえばハワイ出身のアメリカ人で、身長193cmのがっしりした体型でありながら、その可愛らしい笑顔でファンの心をメロメロにさせている。しかしジェイソンが演じたカールは、ドスラク族の長という立場で、さらにその目元は真っ黒。最初は関心のなかったデナーリスと心を通わせるようになったけれど、早くに死んでしまったことで、ジェイソン自身が持つ様々な顔を見せきれなかったと感じているよう。
『ゲーム・オブ・スローンズ』でカール・ドロゴが死ななかったら?と考えるのも、ファンにとってまた一興かもしれない。
ちなみに、ファンの間ではジェイソンとエミリアがプライベートで大の仲良しであることは有名。最終話の際には、ジェイソンが自身のインスタグラムで“妻”への愛を爆発させていた。
(フロントロウ編集部)