2018年8月に息を引き取った「ソウルの女王」アレサ・フランクリンの伝記映画『Respect(リスペクト)』の撮影が順調に進んでいる。(フロントロウ編集部)

ソウルの女王の自伝映画『Respect』

 「リスペクト(Respect)」や「シンク(Think)」、「ナチュラル・ウーマン/ (You Make Me Feel Like) A Natural Woman 」などの名曲を世に送り出した「ソウルの女王」アレサ・フランクリンの伝記映画『リスペクト(原題)』の撮影が米ニューヨーク・ハーレム地区で行なわれている。

 生前はすい臓がんを抱え、闘病生活を送っていたアレサは、2018年8月に76歳で他界。40名以上のセレブがアレサの死を追悼し、彼女の葬儀ではアリアナ・グランデが追悼パフォーマンスを披露した。

画像: アレサ・フランクリン

アレサ・フランクリン

 歴史に残る偉大な女性シンガーであるアレサが、父親の教会の合唱団で歌っていた幼い頃からスーパースターへとスターダムを駆け上がっていく過程が描かれる映画『リスペクト』は、2020年8月14日に全米公開される予定。

 そんな同作で主人公のアレサを演じるのは、歌唱力に定評があり、ミュージカル映画『ドリームガールズ』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したジェニファー・ハドソン。

画像1: ソウルの女王の自伝映画『Respect』

 ほかにも、『G.I.ジョー』のマーロン・ウェイアンズや『ブラックパンサー』のフォレスト・ウィテカー、『ロケットマン』のテイト・ドノヴァン、『美女と野獣』のオードラ・マクドナルドといった実力派俳優が脇を固める。

 今回、撮影現場をキャッチしたのは、アレサ役のジェニファーとアレサのマネージャー兼夫だったテッド・ホワイト役のマーロンが情熱的なキスをするシーン。

画像2: ソウルの女王の自伝映画『Respect』

 また、ジェニファーがマーロンを見つめ熱唱するシーンも撮影されていた。

画像3: ソウルの女王の自伝映画『Respect』

 映画『リスペクト』で監督を務めるのは、トニー賞受賞歴のあるステージディレクターのリーズル・トミー。脚本は、映画『テルマ&ルイーズ』でアカデミー賞受賞歴のある脚本家カーリー・クリが担当する。

 プロデューサーには、アレサとアレサを演じるジェニファーの両方の楽曲をプロデュースしたことがあるハーヴェイ・メイソンと、ヒップホップグループN.W.A.の伝記映画『ストレート・アウタ・コンプトン』のプロデューサーを務めたスコット・バーンスタインが選ばれた。

 ミュージカル、伝記映画、そしてアレサを知り尽くした制作陣によって描かれるアレサの伝記映画『リスペクト』は、2020年8月14日に全米公開を予定している。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.