友人シンガーのライブにサプライズ出演
セレーナ・ゴメスが友人でシンガーソングライターのジュリア・マイケズがロサンゼルスのザ・フォンダシアターで行なったコンサートにサプライズで友情出演。
コラボ曲「Anxiety(アングザイエティ)」のアコースティックパフォーマンスを披露して、観客たちを熱狂させた。
2018年のグラミー賞で主要2部門にノミネートされた実力派シンガーのジュリアとセレーナは、2017年にジュリアがセリーナの楽曲「バッド・ライアー(Bad Liar)」の共同制作を手がけたことがきっかけで意気投合。
以来、お互いを「ソウルシスター」(※)と呼び合うほど親しい間柄となった2人は、2019年1月にジュリアが発表したEP『Inner Monologue Part 1(インナー・モノローグ・パート・ワン)』の収録曲「Anxiety」でコラボを果たした。
※魂レベルで繋がるような深い人間関係を意味する。
『Anxiety』のリリースを報告したインスタグラムへの投稿でセレーナはジュリアとのツーショットを公開し、彼女を「ソウルシスター」と呼んだ。
「Anxiety」は、日本語に訳すと「不安」や「心配」となるタイトルの通り、キュートでリラックスした雰囲気のメロディーとは対照的に、楽しい時間を過ごしている時でも、つねに心の奥にに抱えている不安や悲しみや、他人にはなかなか理解されない辛さやもどかしさなどを歌った楽曲。
セレーナとジュリアが、大勢の観客たちの前で同曲の生パフォーマンスを披露するのは今回が初めてだったこともあり、ファンたちは感慨もひとしおといった様子だった。
パフォーマンスの様子は下の動画で見ることができる。
親友たちがネットで話題の「愛称」を連呼
この日、客席には、モデルのコナー・フランクリン、女優のホラー映画『スケアリーストーリーズ怖い本』などへの出演で知られる俳優のナタリー・ガンツホーン、コメディドラマ『Boss Cheer(原題)』に出演する俳優のテッサ・ブルックスといったセレーナの親友たちの姿も。
セレーナとジュリアのパフォーマンスをノリノリで見守った彼女たちは、ステージに降臨したセレーナに向かって「スレイリーナ(Slaylena)!」と連呼して歓声を送っていた。
「スレイリーナ」とは、セレーナの名前と、もともとは「Slay=~を殺害する/「殺す」という、ちょっと恐ろしい意味を持つ単語から派生した「カッコいい」、「最高」、「成功を収める」といった意味のスラングを組み合わせた造語。
以前から、セレーナのファンたちの間では、おもにSNS上で彼女の素晴らしさを称える場合に、この「スレイリーナ」という愛称が使われていたのだが、普段からセレーナのすぐそばにいる親友たちも、この日は、完全にセレーナの“いちファン”と化し、「スレイリーナ」を連呼して大盛り上がりしていた。
その後、セレーナ本人がインスタグラムストーリーで「スレイリーナ」と絶叫するコナーたちの動画をシェアしていたことも影響してか、ツイッターやインスタグラムでは「#Slaylena」を使うユーザーがさらに頻出している。(フロントロウ編集部)