ハリーがついにあの「名物企画」に登場
活動休止中のワン・ダイレクションのメンバーで、現在ソロで活動するハリー・スタイルズが、ロサンゼルス市内にある交差点で“ビラ配り”をする姿をキャッチした。
以前、同じくシンガーのジャスティン・ビーバーが、自身がプロデュースするアパレルブランドの宣伝のために、ブランドオリジナルのステッカーシートを道行く人たちに配って歩く姿を目撃されたことがあるが、ハリーも何かの宣伝のためにビラ配りをしていたのだろうか?
ちなみに、ハリーが配っていたチラシがコチラ。そこには、「ハリー・スタイルズが横断歩道でコンサートを開きます。場所はビバリー・ブルバードとジェネシー・アベニューの交差点。本日開催。彼に夢中になること間違いなし!!!」と書かれていた。
「横断歩道」という言葉でピンときた人もいると思うが、じつは、アメリカの人気トーク番組『The Late Late Show (ザ・レイト・レイト・ショー)』の人気企画『Crosswalk the Musical(クロスウォーク・ザ・ミュージカル)』の撮影のために、ハリーは自らビラ配りをしていたのだ。
これまでに『美女と野獣』や『ライオン・キング』、『オペラ座の怪人』といった数々の名作を、路上で再現してきた横断歩道ミュージカル。今回はハリーの楽曲をメドレー形式で演奏する“特別バージョン”で実施された。
「HARRY STYLES」の巨大サインをバックに、デビューアルバムの収録曲「キウイ(Kiwi)」を熱唱するハリー。
たまたまその場に居合わせたラッキーなファンが撮影したコチラの動画で、迫力満点のパフォーマンスの一部を見ることができる。
Harry filming in LA today, 20/11 via johnnyttsunami pic.twitter.com/Q6ta4VBewc
— Harry Styles Updates (@thestylespics) November 20, 2019
続いて披露したのは、12月13日発売のニューアルバム『ファイン・ライン(Fine Line)』からの新曲「ライツ・アップ(Lights Up)」。ハリーの背後で、真っ黄色の全身タイツに身を包んだ番組司会者のジェーズ・コーデンが踊りを披露する姿がなんともシュール。
撮影は実際の交差点で行なわれているため、パフォーマンスの制限時間は信号の色が変わるまでと決まっている。そのため、信号待ちする車からクラクションを思いっきり鳴らされることもしばしば。
ちなみに、つい先日リリースしたばかりの新曲第2弾「ウォーターメロン・シュガー(Watermelon Sugar)」のパフォーマンスでも、ジェームズはバックダンサーに徹していた。
さらに、ハリーの記念すべきソロデビュー曲「サイン・オブ・ザ・タイムズ(Sign Of The Times)」では、ハリーがジップラインで横断歩道を横切るというかなり大がかりな演出で、同曲のミュージックビデオのワンシーンを完全再現。
ハリーと番組司会者のジェームズは、16歳という年齢差がありながら、同じイギリス出身という共通点からか、プライベートで食事に出かけたりするほど仲が良く、以前、ジェームズが妻の出産に立ち会うために同番組の出演をキャンセルせざるを得なくなった際には、ハリーが急きょ助っ人としてジェームズの代役を務めたこともある。
気心の知れたジェームズと一緒の仕事とあって、ハリーの表情も終始晴れやかで、撮影の合間に熱い抱擁を交わす微笑ましい場面も見られた。
まだ放送の日程は発表されていないが、番組放送後、この時撮影された映像のフルバージョンが番組の公式YouTubeチャンネルでアップされるはずなので、期待して待ちたい。(フロントロウ編集部)