「もう1つのエンディング」を撮影
最終回の翌日には、何千万人ものファンが“GoTロス”に見舞われるほどの人気を博したメガヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。
しかし、最終章となったシーズン8の仕上がりには賛否両論があり、物語の終結の仕方に納得がいかないファンたちの間で発足した「最終章を別の脚本で作り直してくれ」と嘆願する署名には140万人以上から賛同が集まった。
そんな同シリーズのエンディングについては、出演者たちもさまざまな意見を口にしているが、同作で野人の戦頭のトアマンドを演じたノルウェー出身の俳優クリストファー・ヒヴュが、じつは、キャストたちは別パターンのエンディングの撮影も行っていたことを明かした。
クリストファーが演じたトアマンドといえば、ワイルドな山男ながらも赤毛のもじゃもじゃのヒゲがちょっぴり可愛らしい印象を受ける、同作屈指のコミカルなキャラクター。
“いい味出してる”とファンたちにも大人気だったトアマンドを最終章まで演じきったクリストファーは、ロンドンで開催された『ゲーム・オブ・スローンズ』のファンイベントに参加。
英Metroとのインタビューのなかで、こんな風に明かしたことで、世界中のマニアたちを大騒ぎさせている。
「僕たちは別のエンディングも撮影したんだ。ほとんど面白半分に撮ったものだけど。でも、僕がこのことについて話していいかはわからないな…」
一体どのキャラクターがその“幻のエンディング”に登場しているのかと食い下がる記者に対して、「それは教えない! でも楽しかったよ」とお茶目にかわし、内容については頑なに口をつぐんだクリストファー。
「ほとんど面白半分」と言っているだけに、単にキャスト同士のおふざけだった可能性もあるが、たとえそうだったとしても、ファンたちにとってはなんとしても観てみたい貴重映像。クリストファーが明かした、もう1つのエンディングが日の目を見る日が来ることに期待! (フロントロウ編集部)