ビジネスの「最終目標」にほっこり
dTVで独占配信中の『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演するカイリー・ジェンナーは、弱冠18歳で立ち上げたコスメブランド、カイリー・コスメティックス(Kylie Cosmetics)を設立からわずか1年半で年商460億円超えの一流企業へと導き、22歳して総資産が10億ドル(約1100億円)を突破した。
米経済誌フォーブスが認定する一代にして富を築き上げた「世界最年少の億万長者」の称号を手にした彼女は、創業4年目にして、これまで自身が100%所有していたカイリー・コスメティックスの過半数の株式を約650億円で業界最大手の美容系複合企業の1つであるコティ社に売却するという大きな決断を下した。これにより、カイリーのブランドは、商品の販売経路を世界中に拡大し、さらなる飛躍が見込まれている。
ビジネスウーマンとして、どんどん高みを目指していくカイリーだが、彼女が“最終目標”に掲げているのは、一体何なのだろうか?
その答えについて、カイリーの母親でカイリー・コスメティックスの経営にもアドバイザー的立場として携わるクリス・ジェンナーが、意外な事実を明かした。
自社株の過半数を売り渡し、今後はよりクリエイティブな面にフォーカスしていくという一大決心をしたカイリーについて、クリスは、「カイリーは、これが自分にとって、一番しっくり来る方法だと感じているわ。クリエイティブな面に情熱を注ぎ、商品開発に携わっていくことこそが本当に彼女がやりたいことだから」と米CNBCにカイリーの心情を代弁。
続けて、「カイリーはこのビジネスを一生続けていくつもりよ」と語ったクリスは、「20年後も、カイリーはブランドを運営し続けているはずよ。そして、娘のストーミに跡を継がせているかもね」と、カイリーが最終的には長女のストーミちゃんに家業であるカイリー・コスメティックスを継いで欲しいと考えていることを明かした。
ただ富を追い求めるだけでなく、ゆくゆくは安心して娘に運営者としての立場を譲れるくらい、安定したビジネスを築きたいと考えているカイリー。
クリスが言う、20年後、カイリーは42歳、そして現在1歳のストーミちゃんは21歳になっている。そんな2人が親子そろって一緒にブランドの運営に携わっている姿を思い浮かべると胸が熱くなるという人も少なくないだろう。
ビジネスの才覚をどんどん発揮しているカイリーだけに、彼女のブランドがこの先どんなモンスター企業へと発展を遂げるのか見もの。(フロントロウ編集部)