カミラ演じるシンデレラの相手役が決定
ソニー・ピクチャーズが制作する、童話『シンデレラ』を実写化した映画『シンデレラ(原題)』でヒロインのシンデレラを演じるシンガーのカミラ・カベロの相手役を演じる俳優がイギリス出身のニコラス・ガリツィンに決定したと米Deadlineが報じている。
183㎝の高身長と王子様役にぴったりな甘いマスクが魅力の現在25歳のニコラスは、青春ダンス映画『ハートビート』(2018年日本公開)で披露した裸でバイオリンを奏でるシーンが美しすぎると女性たちのハートを鷲掴みに。
最近では、Netflixのオリジナル・スリラードラマ『チェンバース:邪悪なハート』でドラッグ中毒の若者という難しい役どころを熱演して話題になった。
カミラに負けない美しい歌声
ミュージカル映画『キャッツ』にも出演する人気コメディ俳優のジェームズ・コーデンの持ち込みで映画化が実現したというカミラ主演の『シンデレラ』は、誰もが知るおとぎ話を現代的にしたストーリーになるといい、よりミュージカル色が濃く、よりコメディタッチな作品になることが伝えられている。
抜きんでた歌唱力が高く評価されるカミラが、その歌声を思う存分に披露する作品とあり、相手役には一体どんな役者がキャスティングされるのかと注目を集めていた同作だが、王子役に抜擢されたニコラスの歌唱力も、カミラに負けじと素晴らしかった。
ニコラスは、歌手デビューはしていないものの、俳優デビュー作にして主演を務めた2014年米公開の映画『The Beat Beneath My Feet(原題)」では、ロックに恋する男子高校生役を演じ、見事な歌声を披露。サウンドトラックには彼が劇中で披露した楽曲の数々が収録された。
さらに、ニコラスは、ギターを片手に自身が作った楽曲やお気に入りのアーティストの楽曲のカバーの弾き語りを披露する動画をインスタグラムで頻繁に公開しており、甘く美しい歌声や、ジャンルを問わず、どんな楽曲でも歌いこなす器用さで、フォロワーたちを魅了している。
ラナ・デル・レイの「サマータイム・サッドネス」をカバーするニコラス。
映画『シンデレラ』には、カミラ演じるシンデレラを手助けする魔法使い、フェアリー・ゴッドマザー役でシンガーとしても活動するドラマ『POSE/ポーズ』の俳優ビリー・ポーターが出演することが決定しているほか、意地悪な継母役には、ディズニーアニメーション映画『アナと雪の女王2』の英語版でエルサの声を担当したミュージカル出身女優のイディナ・メンゼルが配役されたとウワサされている。
同作のアメリカでの公開は2021年2月5日を予定。日本での公開については未定となっている。(フロントロウ編集部)