グレーヘアが印象的なキアヌの恋人
ハリウッドで約40年にわたり第一線で活躍しているにもかかわらず、服装に構わずぼっち飯をしたり、写真を求めてきた女性ファンに敬意を払い、その身体にむやみ触らないようポーズを取るなど、その気取らない丁寧な優しさで人気を博す俳優のキアヌ・リーブス。
しかし過去には、娘を死産し、娘の母親も交通事故で亡くすなど、辛い過去を経験しているキアヌ。その経験からか、恋愛に関しては20年近く浮いた話はなかったけれど、今年に入って、長年の友人であるアーティストのアレクサンドラ・グラントと交際していると見られている。
そんなキアヌの恋人アレクサンドラといえば、そのグレーヘアが印象的。髪を染める人も多いなかで、あえてグレーヘアを楽しむアレクサンドラには好感を得る人が多いなか、アレクサンドラ本人が、髪を染めない理由を明かした。
インスタグラムに米News Weekの記事をシェアしたアレクサンドラ。その記事には、「乳がんは、パーマネントヘアカラーとストレートパーマに繋がりがある」との内容が。じつは、過去には髪の毛を染めていたというアレクサンドラだけれど、ヘアカラーの影響に身体が耐えられなくなったという。そんな彼女は、世の中の女性たちにこうメッセージを送った。
「私は20代前半で白髪になってしまったから、ヘアカラー剤の悪影響に耐えられなくなるまで、何色もの色に髪を染めてきたの。30代では、ブロンドにしてた。すべての年齢のwomxn(※)が、自分のなりたい外見を選べることは素晴らしいし、支持してる。でも、もし女性がそういったビューティー・スタンダードによって命を落としているのであれば、そのビューティー・スタンダードについて話したい。すべてのwomxnに愛を」
※womxn:トランスジェンダーやノンバイナリー、そして有色人種の女性も含むことを明示する単語
世の中のビューティー・スタンダードに縛られず、自然体でいることを心置きなく選べる社会への願いを明かしたアレクサンドラ。自然体でいることの大切さを分かっているアレクサンドラが、自然体を貫くキアヌと穏やかな関係を築いているのは、自然なことなのかもしれない。(フロントロウ編集部)