待望のシングルが公開!
2020年は本格的に音楽活動を再開することを宣言したシンガーのジャスティン・ビーバーが、日本時間の1月3日午後、リリースを控える自身5枚目のアルバムからの先行シングル「Yummy(ヤミー)」をリリース。リリックビデオが公開された。
2016年7月にリリースした前アルバム『パーパス(Purpose)』からのシングルカット曲「カンパニー」以来、ソロ名義では3年5カ月ぶりのシングルとなる「Yummy」は、“ザ・ジャスティン”なキャッチーなメロディと胸キュンな歌詞が女心を揺さぶるメロウな楽曲。
仲間内の気楽な会話や、子どもを相手に話すときなどによく使われる言葉である「Yummy」には、「おいしい」、「素晴らしい」、「すてきな」といった意味のほかにもスラングとして、「性的に魅力的な人」への誉め言葉や「食べちゃいたいくらい可愛い」といったセクシーな意味合いもある。
ティーザー予告には冒頭から「日本語」が採用
過去に何度も来日し、すっかり日本の魅力にハマっているほか、2019年7月には妻でモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)に同伴してプライベートで2年ぶりの来日を果たしたジャスティンは、「Yummy」のティーザー予告に日本語を話す女性キャストたちのナレーションを起用。
音源公開を告知するツイートでは「ていうか、さぁ、今夜本当にジャスティン・ビーバー来ると思う?」、「んー、だといいけど」、「だって、アタシ可愛いから」、「残念だけど、私のほうが可愛いし」という女性たちが日本語で他愛のない会話を交わすシーンが先行公開された。
#12hours #yummy pic.twitter.com/9R0xG7qDPu
— Justin Bieber (@justinbieber) January 2, 2020
追記: 日本時間の1月5日未明に「Yummy」のMVが公開。
しかし、ティーザー映像で公開された女性たちが日本語を話すシーンは同MVには収録されていなかった。
夫婦の営みを歌う? 赤面級の歌詞が連発
一度聴いたら耳から離れないサビ部分には、「君は食べちゃいたいくらいおいしい魅力に満ち溢れてる/あの言葉を言ってごらん/今すぐ駆けつけるよ/朝でも夜でも」といったセクシーな歌詞が登場。
さらに、バースには「ああ、ガール、今夜は時間をかけよう/赤いリップスティック、ブロンドヘア、長い脚が僕を狂わせる」といった妻ヘイリーの容姿を連想させるフレーズが登場するほか、「誠実な種馬だよ/厩舎何て要らない(※)/走り続けるのさ/どんな夜もどんな昼も/あの言葉を言ってごらん/いますぐ駆けつける」という刺激的な歌詞が続く。
※「Stable=厩舎(きゅう舎)/安定感」とかけている
全10話のドキュメンタリー番組の放送も控える
大ヒットの予感しかしない久々のシングル「Yummy」のリリースに先立ち、大晦日には、YouTube Originalsで1月27日からの毎週月曜と水曜にわたり、計10エピソードのドキュメンタリー番組『Justin Bieber: Seasons(ジャスティン・ビーバー:シーズンズ)』の配信が発表。
同ドキュメンタリーでは、2017年7月にワールドツアーを途中でキャンセルして事実上の休養期間に入った背景や、妻ヘイリーとの婚約・結婚、人としての成長など、ジャスティンが過ごした過去4年間の軌跡をジャスティン本人はもちろん、ヘイリーや彼の恩師であるマネージャーのスクーター・ブラウン、アパレルブランド、Drew House(ドリュー・ハウス)を共に手がけるスタイリストのライアン・グッドといった、彼とごく親しい人々のコメントも交えて公開。新アルバムのレコーディング風景やダンスレッスンの様子、ジャスティンの自宅から2019年9月末のヘイリーとの結婚式の裏側などにも密着したかなり濃い内容となる。
番組の告知とともに公開された動画には、「僕たち人間は、人生においてたくさんのアップダウンを経験する。いいシーズンもあれば、悪いシーズンもある。ときには、ギブアップしてしまいたくなることだってある…」と感慨深げに自身の心の葛藤を語るジャスティンの言葉も。
シングル「Yummy」のリリース、そしてドキュメンタリー番組の配信予告と、ファンにとっては「待ってました!」と言わずにはいられない嬉しい贈り物の連続で2020年をスタートしたジャスティン。5月からは世界ツアーの開催も予定しており、激動&躍進の1年となりそう。(フロントロウ編集部)
※この記事は「Yummy」MVの公開を受け、一部加筆・修正を加えました。