ブラッド・ピットが助演男優賞に輝く
現地時間2020年1月5日に米カリフォルニア州のザ・ビバリー・ヒルトンで開催されている第77回ゴールデン・グローブ賞授賞式で、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』での演技で助演男優賞を受賞したブラッド・ピット。
授賞スピーチでは、クエンティン・タランティーノ監督に感謝を述べたあと、共演者であるレオナルド・ディカプリオにメッセージを贈った。
レオナルドのことを、名前の頭文字を取ってLDCと呼んで会場の笑いを誘ったブラッド。続けて、「君なしでは僕はここにいないよ。ありがとう」とブラッドが言うと、レオナルドも優しく微笑み返し、2人の仲の良さが画面越しにも伝わってくるほど。
ブラピ、壇上からレオをイジる
しかしその直後にブラッドが、なんとレオナルドのあの禁断のネタをイジった!
「僕はあのいかだをシェアするよ」
“あのいかだ”とは、レオナルドが一躍有名になるきっかけとなった映画『タイタニック』で、ヒロインのローズが乗って助かったドアのこと。
"Winning that ticket, Rose, was the best thing that ever happened to me..." https://t.co/D8TLM5y1Mt pic.twitter.com/asqIgVvdx3
— Titanic (@TitanicMovie) February 9, 2017
『タイタニック』でレオナルドが演じたジャックは、ローズにドアを譲ったことで死んでしまうという悲しいストーリーだけれど、ある程度大きいドアの上にはジャックも一緒に乗れたのではないかという考察が、映画ファンの間で長年にわたってされてきた。
2019年7月には、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で共演したマーゴット・ロビーとブラッドが、レオナルドをイジり倒したこのネタ。
そんな経緯もあってかブラッドはふたたびその話題を口にしたようで、レオナルドも思わず笑っていた。ブラッドとレオナルドの兄弟のようなやりとりには、会場も笑いに包まれた。
ちなみにレオナルドはこの直前にも、今年2020年のゴールデン・グローブ賞で司会を務めたイギリスの毒舌コメディアンであるリッキー・ジャーヴェイスに“年の差恋愛歴”をからかわれていた。(フロントロウ編集部)