高位王族引退に伴う“変化”とは
つい先日、突如、公式インスタグラムアカウント「@SussexRoyal」を通じて、高位王族の座を退く意向であることを表明し、全世界に衝撃をもたらした英王室のヘンリー王子&メーガン妃。ロイヤルファミリーのシニアメンバーに課せられる職務を放棄して、今後は経済的に自立し、イギリスと北米の2ヵ国を行き来する生活を送る予定であることなどが発表されたが、そこでふとある疑問が。
真っ先に気になったのは、生まれた時から“プリンス・ハリー(Prince Harry)”の愛称で親しまれてきたヘンリー王子は、もう『王子』ではなくなってしまうのか?ということと、ヘンリー王子とメーガン妃が結婚する時に与えられた、サセックス公爵&サセックス公爵夫人の称号ははく奪されるのか?ということの2点。
ヘンリー王子とメーガン妃は声明のなかで、今後も英王室と王室メンバーと関わりを持ち、協力していくつもりであるとしていたが、高位王族を引退した場合、2人の「地位」に影響はないのだろうか?
米ABC Newsによると、答えはノー。高位王族の座から退いても2人の地位が変わることはないといい、ヘンリー王子は今後も「王子」であり、現在の 王位継承順位第6位という順位にも変動はないそう。それと同じで、サセックス公爵とサセックス公爵夫人という称号についても、はく奪されるようなことはない。
ただし、前例がないため、高位王族を引退することによって2人にどのような変化があるのか、色々と謎も多く、今のところフルタイムから“パートタイム”のロイヤルファミリーになるということぐらいしかわかっていない。(フロントロウ編集部)