2019年12月に21歳の若さでこの世を去ったラッパーのジュース・ワールドの死因が判明した。(フロントロウ編集部)

2種類の薬物を同時に摂取したことが原因

 昨年12月に「ルーシッド・ドリームズ(Lucid Dreams)」などのヒット曲で知られるラッパーのジュース・ワールド(本名ジャラド・ヒギンス)が急死した件で、死因がオキシコドンとコデインの過剰摂取によるものであったことが検視局によって発表された。

 オキシコドンはオピオイド系の鎮痛剤のひとつで、依存性&中毒性が高いため日本では麻薬に指定されている。一方のコデインはせき止め成分としての有効性が認められていることから、鎮咳剤に配合されている場合が多いが、小児へのリスクが有効性を上回るとして、アメリカでは2018年から18歳未満へのコデイン入り鎮咳剤の使用が禁止された。

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 自家用ジェット機でシカゴ・ミッドウェー空港に到着後、発作を起こしてそのまま帰らぬ人となったジュース。米TMZによると、当時、ジュースとその仲間たちは、法律で機内への持ち込みを禁止されている銃を違法に持ち込んでいたそうで、それを知ったパイロットが地上にいるスタッフに報告。通報を受けて駆けつけたFBI(連保捜査局)とFAA(連保航空局)の捜査官によって、着陸してすぐに立ち入り検査が行われた。その際、警察の捜査をかく乱するために、ジュースが一度に度を越えた量の薬を摂取したことが伝えられている。(フロントロウ編集部)

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