追悼パフォーマンスで名曲のカバーを披露
今年のグラミー賞で主要4部門を総なめにして全世界に驚きと衝撃を与えたビリー・アイリッシュが、現地時間2月9日にアメリカのロサンゼルスにあるドルビー・シアターで開催された第92回アカデミー賞授賞式の追悼コーナー「イン・メモリアム」で、ザ・ビートルズの名曲「イエスタデイ」のカバーを披露。
兄で音楽プロデューサーのフィニアス・オコネルとともにステージに立ったビリーは、お得意の囁くような歌い方を封印し、フィニアスが演奏するピアノに合わせて「イエスタデイ」をしっとりと歌い上げた。
また、ビリーが「イエスタデイ」を歌っているあいだ、フランスの女優アンナ・カリーナや映画『イージー・ライダー』のピーター・フォンダ、ハリウッド黄金期の名優カーク・ダグラスのほか、今年1月に事故死した元NBA選手のコービー・ブライアントなど、生前、ショービズ界と深い関わりがあった人たちの顔と名前がステージ上の大画面に映し出された。
ビリーのパフォーマンスはコチラから。
In memoriam. @billieeilish rend hommage à ceux qui nous ont quittés.#Oscars, seulement sur CANAL+https://t.co/4TCrwWRkbx pic.twitter.com/44j6liNLNY
— CANAL+ (@canalplus) February 10, 2020
ちなみに、今回のオスカーで4月公開の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌を初披露することが予想されていたが、ビリーの出番はこの追悼パフォーマンスのみで、主題歌のお披露目を期待していたファンは肩透かしを食らう結果となった。(フロントロウ編集部)