デミ・ロヴァートが数年ぶりに本気のすっぴん自撮りを公開。そこに添えられた“セルフラブ”にまつわるメッセージが染みる(フロントロウ編集部)

「そばかす」も「ケツアゴ」も誇り

 シンガーのデミ・ロヴァートが、数年ぶりにSNS上で人気のチャレンジ「#NoMakeupMonday(ノー・メイクアップ・マンデー)」に挑戦した。

 ありのままの美しさを祝福しようという主旨で、世界中のユーザーたちが行っているこのチャレンジは、その名の通り、毎週月曜日にノーメイクのすっぴん自撮り写真を公開するというもの。

 以前にも、数回このチャレンジにのっとり、すっぴん写真を公開していたデミだが、2018年7月に薬物の過剰摂取により一時意識を失い、生死の境を彷徨って以来、約1年半の間、表舞台から距離を置いていた彼女は、騒動以前は頻繁に更新していたインスタグラムへの投稿も必要最低限にとどめていた。

画像: 「そばかす」も「ケツアゴ」も誇り

 最近では、1月末に行なわれたグラミー賞で久々の新曲を披露し、堂々の復活を遂げたデミは、徐々にSNSの更新頻度もアップしているデミが、数年ぶりに「#NoMakeupMonday」に挑戦。

 直前に公開された、ばっちりメイクの自撮りとのギャップが著しい、正真正銘のすっぴん写真には、こんなメッセージが綴られていた。

「もう何年も#NoMakeupMondayをやっていなかったよね。でも、ばっちりメイク&へアエクステで盛った髪のグラマラスな写真をいっぱい投稿しちゃったからには、その下にある私の素顔もちゃんと見せることが重要だなって気づいた。私は人生の85~90%の時間をこんな姿で過ごしてる。そばかすもブーティー・チン(お尻みたいなアゴ)も私の誇り。そして、ありのままの自分を受け入れて愛せることも誇りに思ってる #ILove Me(私を愛してる)」

 自身の体をむしばむ薬物にどっぷりハマってしまった理由について、ヤセなければというストレスから陥ってしまった、10代の頃から抱えている過食症やエクササイズ依存症が背景にあったと、最近出演したモデルのアシュリー・グラハムのポッドキャスト番組『Pretty Big Deal』で明かしたデミ。

プラスサイズモデル界のパイオニアとして知られるアシュリー・グラハムと。

 自分の容姿に関してずっと葛藤を続けてきた彼女が、久しぶりに素顔を晒し、「私を愛している」と“セルフラブ(自己愛)”を声高に宣言したのは、かなり大きな成長の証。 

 さらに、昨今ではチャームポイントと受け入れる人が増えてきたものの、一般的には古くから“美しくないもの”や“欠点”と言われてきた「そばかす」や、先端がお尻のように割れているように見えることから「ケツアゴ」もしくは「尻アゴ」などと呼ばれる特徴的なアゴの形についても、自分にとっては「誇らしい」と語ったデミのメッセージには、たくさんのフォロワーから共感や称賛コメントが集まっている。(フロントロウ編集部)

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