セレーナがデミの復活パフォを見守る
先日、待望のニューアルバム『レア(Rare )』をリリースしたセレーナ・ゴメスが、米現地時間1月26日に開催された第62回グラミー賞授賞式でパフォーマンスを披露した、友人で同じくシンガーのデミ・ロヴァートのことを自身のインスタグラムを通じて称えた。
2018年7月に薬物の過剰摂取が原因で一時意識不明の重体となって以来、活動を休止してリハビリに専念していたデミにとって、今回のグラミー賞授賞式でのパフォーマンスは復帰後初めての舞台。セレーナは授賞式には出席していなかったが、お茶の間でその様子を見守っていたようで、インスタグラムのストーリーにデミの写真をアップしてこうコメントした。
「このパフォーマンスがどれだけ美しく、心に訴えかけるもので、価値のある瞬間だったかを表現するのにぴったりな言葉があったらいいのに。デミ、私もすごく嬉しい。あなたの勇気と勇敢さに感謝するわ」
自身も約2年前に持病の悪化による不安とストレスから情緒不安定になり、一時期、精神療養のためにリハビリ施設に入所し、一切の芸能活動を休止していたセレーナ。デミと同じく、ツラい時期を経て復活した経験があるからこそ、彼女のパフォーマンスを見て思うところがあったのだろう。表舞台に戻ってきた古い友人の輝く姿に、彼女自身、勇気をもらったことをこのコメントを通じて明かした。
セレーナとデミの友情は“複雑”
2002年に子供向け番組『バーニー&フレンズ』で共演したことがきっかけで知り合ったセレーナとデミは、10代の頃は唯一無二の親友だったが、お互いを取り巻く環境の変化などによって次第に疎遠になり、最近では不仲説を囁かれることも少なくない。
実際のところ、2人の関係がどういったものなのかは本人たちにしかわからないが、2018年11月にデミがセレーナのインスタグラムのフォローを外したのを最後に、交流が途絶えている様子だった。
ただし、現在もお互いのインスタグラムをフォローしていない状況は続いたままだが、セレーナもデミも過去に「“SNS上でやりとりしている=本当の友達”とは思わない」という趣旨の発言をしていることから、SNS上のステータスだけを見て2人が不仲だと決めつけることはできない。現に、セレーナは親友のテイラー・スウィフトとSNS上ではあまり交流していないが、その裏で固い友情を結んでいる。(フロントロウ編集部)