23年前の「使用済み切符」を大切にしている
サッカー元イングランド代表キャプテンのデビッド・ベッカムと妻でデザイナーのヴィクトリア・ベッカムは、今年で21年目を迎えるセレブ界きってのおしどり夫婦。
3男1女をもうけた2人は、相変わらずラブラブなことで知られているが、愛妻ヴィクトリアとの出会いについて、デビッドが最近出演した米人気トーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』で振り返った。
1997年、マンチェスター・ユナイテッドFCのスター選手として活躍していたデビッド。彼が後の妻となるヴィクトリアと初めて出会ったのは、当時、一世を風靡していたガールズグループ、スパイス・ガールズの一員だった彼女が、メンバーやマネージャーたちとともに自身が出場した試合を観戦に訪れたときだった。
ロンドンで行なわれたこの日の試合では、残念ながら、ヴィクトリアと話すチャンスはなかったものの、以前から“ポッシュ・スパイス”の愛称でグループのセクシー担当として活躍していた彼女のファンだったというデビッドは、その翌週、再びヴィクトリアがマンチェスター・ユナイテッドFCの試合を観戦しに訪れた際、思い切ってヴィクトリアにアプローチしてみることに。
選手用ラウンジで約1時間ほどヴィクトリアと話をしたデビッドは、意を決して、彼女の電話番号を聞いた。
すると、その日、電車を使って移動していたヴィクトリアが、自分のポケットに入っていた使用済みの切符を取り出し、電話番号を書いて渡してくれたという。
この時のエピソードについて、「彼女はちょっとお酒も飲んでいたしね、だから『電話番号を聞かない手はない』って思って」とお茶目に語ったデビッドは、その時、ヴィクトリアに手渡された思い出の切符について「今でも持っているよ」と大切に保管してあることを明かした。
その後、1998年に婚約し、翌年の1999年にゴールインしたデビッドとヴィクトリア。以来、子供たちの親として、人生のパートナーとして、理想の関係を築いている2人は、2018年に離婚報道が出た際には、「まったくのナンセンス」、「バカバカしすぎて、屈辱的な単なる時間のムダ」とキレ気味に一蹴したことも記憶に新しい。
デビッドとの20年以上にわたって円満な結婚生活を続けている秘訣について、ヴィクトリアは、「私たちにとっては子供が最優先。すべては子供が中心に回っているわ。でも、私と彼は、自分たちがやっている仕事も愛していて、全力投球してる。お互いに支え合ってる。私たちはまず、お互いを見つけられたことがすごくラッキー。そして、一緒に成長できることもね」と、親としての役割を果たしつつ、お互いに家庭以外に打ち込める事があり、それをサポートし合うことで、上手くバランスが取れていると米Todayとのインタビューで語っている。(フロントロウ編集部)