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眼球タトゥーで盲目に
ポーランドに住む25歳の女性が、眼球に黒のタトゥーを入れたことが原因で、失明するという事件が起こった。
ポーランドを拠点に活動する黒目のラッパーに憧れて目を黒くしたと伝えられるアレクサンドラは、施術の工程で、目の痛みをタトゥーアーティストの男に訴えたそう。しかし、男はその痛みは普通のことだと言い、痛み止めを飲むよう促されたという。
しかしその後、彼女の右目は失明。彼女を診た医師によると、目のダメージはすでに広範囲にわたるため、左目もじきに視力を失うだろうと見られている。
警察によると、タトゥーアーティストの男は、眼球のタトゥーはボディタトゥーとは違った特別な方法で行なわれなければならないことを知らなかったという。男は、眼球タトゥーには安全に使用できないボディタトゥーのインクを使ったとして、罪に問われている。
しかし男は容疑を否認している。
目へのタトゥーで失明の危機
眼球タトゥーの怖さを世間に知らしめた事件と言えば、2017年にカナダで起きた事件。
当時交際していた男性に、紫色のインクを白目に入れてもらったという女性は、目に痛みを訴えて病院へ。インクが目の中で固まり失明の危機に瀕したけれど、手術でインクを取り除くことに成功し、視力は回復したという。女性の恋人が、濃度を薄めなくてはいけなかったインクをそのまま使用し、さらに細い針でなければいけなかった眼球タトゥーの施術で、太い針を使用したことで、インクが女性の目の奥にまで注入されてしまったことが原因だった。
また、目にライトブルーのタトゥーを施したオーストラリア人女性が、一時的に失明していたというニュースも。
全身にタトゥーが入っていることで有名なインスタグラマーのアンバーは、彼女のお気に入りの色であるライトブルーを眼球タトゥーの色に選んだ。英The Sunに、「毎朝、起きて自分の眼球を見ると、すごくハッピーな気分になる」と語ったアンバーだけれど、過去には眼球タトゥーが原因で、3週間もの間、目が見えなくなっていたと明かした。その経験についてアンバーは、「それはすごく悲惨なことだった」と振り返っている。
しかしアンバーは、「もし眼球の施術が正しく行なわれれば、失明することは、まったくあり得ないことです」ともコメントしている。(フロントロウ編集部)