ホールジー、3度の流産、4度の手術を経験
2020年1月にリリースしたアルバム『マニック』が好調のホールジーは、過去に子宮内膜症によりライブ中に流産するという壮絶なできごとを経験。
バッシングを受けたため現在は削除されてしまっているが、2019年に自身のツイッターで「私は子宮内膜症を患っています。3回の流産と4回の(子宮内膜症の)手術を経験して、ほとんど毎日を痛みと共に過ごしています。(この症状の)研究と支援のために、寄付や募金集めを通して約3,200万円以上の貢献をしました。(この告白をすることで)変わった人や人と違う人になろうとしているんじゃない。あまり議論されないこの病気を一般的な話題にしたいだけ」と、3度の流産を経験し、子宮内膜症の手術を4度も受けたことを世間に明かした。
2019年夏には卵子凍結を行なう予定をしていたそうだけれど、治療や生活スタイルの変化によって自然妊娠ができると診断され、卵子凍結の計画は中止となった。
『マニック』収録曲で不妊経験を歌う
子供を持ちたいと強く願っているホールジーが、アルバム『マニック』に収録された「モア」という楽曲で、子供が欲しいという欲望について歌ったという。
楽曲「モア」には、「あなたはすぐに気づくのかな/必死にあなたの顔を見ようとしていたことを/小さな画面 一枚の写真 わたしの」「私は座って引き出しに入っているあなたの服を見つめていた/私は泣いてこぶしが痛くなった」「あなたがもっと欲しい/どうしてか、ただあなたのことがもっと欲しい」という歌詞が登場。子供が欲しいと強く願うホールジーの心の声が反映されている。
ホールジーは「どの楽曲がシェアするのが怖かった?」とツイッターでファンに聞かれると、「『モア』と『929』よ」と回答するほど、「モア」はホールジーにとってセンシティブな楽曲で、ホールジー自身リリースするにあたり不安があったという。
ホールジーは現在ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー』などに出演する俳優のエヴァン・ピータズと交際中。3度の流産と4度の手術を経験しながらも、現在は医師から自然妊娠できると言われているホールジーは、同じ症状と闘う人を勇気づける楽曲「モア」で胸の内に閉じ込めてあった過去の経験を明かし、新たな一歩踏み出した。(フロントロウ編集部)