将来への不安を打ち明ける
元ディズニー・チャンネル・スターで、現在、シンガーや女優のほかにプロデューサーとしても活躍するセレーナ・ゴメスが、時々、“自分はこのまま一生ひとりぼっちかもしれない”という不安に駆られることがあると、米Geniusの動画インタビューで明かした。
「たまに朝起きて、『私は一生ひとりぼっちかもしれない』と考えてしまって、イラついちゃうことがある。そういう時は、15分くらい経ってから『どんな人にも必ず“相手”がいる』と自分に言い聞かせるの」
今年1月にリリースしたニューアルバム『レア(Rare)』の収録曲で、アルバムと同名の楽曲「レア」の歌詞を解説するなかで、こう打ち明けたセレーナ。誰にだって孤独を感じる瞬間はある。同じくシンガーで元恋人のジャスティン・ビーバーと2018年の春頃に破局して以来、2年以上、恋人がいないセレーナのリアルな本音に、同じような悩みや不安を抱える同年代の女性から共感する声が相次いだ。
自尊心が低く、自分に自信がないことが課題だったセレーナが、“私には特別扱いしてもらう権利がある”と声高に歌っている楽曲「レア」は、すべての女性を勇気づけるエンパワメントソング。
このインタビューで、セレーナは同曲について「ビッチみたく聞こえるのが嫌なんだけど、私は別に『私にはすべてを手にする権利がある』『あなたは私にふさわしくない』と言っているわけじゃないの。そういうマインドを持つことが大事っていうことを伝えたかった。『どうして私がみんなと違って特別だということがわからないの?』っていう歌詞をより丁寧に言うと、『私は何でも兼ね備えているわけじゃない。自分が完ぺきな人間だとも思わない。でも、それでも特別な存在だと思ってる』っていう感じかな」と説明している。
(フロントロウ編集部)