目元ぱっちり「60年代風メイク」
60年代といえば、女優ブリジット・バルドーの跳ね上げアイラインや、モデルツイッギーのボリューミーなまつげなど、とにかく目元を強調するアイメイクが大流行した時代。
そんなお人形のような、目元をぱっちり見せる大人ガーリーな「ドーリーメイク」が再びトレンドにカムバック。シンガーのセレーナ・ゴメスをはじめ、女優のルーシー・ボイントンやリリー・コリンズなど人気セレブたちが次々と取り入れたことで人気が加速。SNSを中心にネット上でも「60年代風メイク」にチャレンジする人が続出している。
そこで今回は、人気セレブからの指名率ナンバーワンを誇るカリスマメイクアップアーティストのハン・ヴァンゴが、セレーナに施した「60年代風」アイメイクのコツを紹介した。
60年代風メイク:跳ね上げアイライン
レトロでカワイイ「跳ね上げアイライン」を現代風にアレンジするコツは、ズバリ“アイラインの先端をぼかすこと”。
ハンは、セレーナの服装に合わせて“60年代風”のメイクに仕上げたかったと語り、主役のアイラインについては「目尻から外側に伸ばして、よくぼかすのがコツ」だと米メディアVogueでコメント。そうすることで、太めのアイラインで目を大きく見せながらも、ソフトな印象をキープできるという。
上手に跳ね上げる方法については、「目の形の角度に合わせて描き、あまり伸ばしすぎないように。失敗しても綿棒で修正できることも覚えておいて」とアドバイス。
またこのアイメイクをする際は、リキッドアイライナーだとすぐ乾いてぼかしづらいため、柔らかなクリームアイライナーやジェルアイライナーを使うのがオススメとも話している。
60年代風メイク:たっぷりマスカラ
まるでお人形のような濃いめのマスカラメイクも、60年代を代表するメイクのひとつ。セレーナが披露した長くてボリューミーなまつげに仕上げるコツは、上下のまつげ全体にマスカラを塗り重ねること。
ハンによると、マスカラを塗り重ねる時は“滲みにくいタイプ”を選ぶのがいいそうで、彼が愛用しているのは「マークジェイコブス ベルベット ノア ボリューム マスカラ(Marc Jacobs Velvet Noir Major Volume Mascara)」。
ハンは「このマスカラは塗り重ねてもダマになりにくく、滲みにくい。自然なボリュームを出すのにもってこい」と米メディアInstyleで語り、セレーナに使用した際には、「このマスカラを2回塗っただけなのに、みんなには“どんなつけまつげを使ったのか”って聞かれたよ」とジョーク交じりに明かした。
また下まぶたのメイクには、すでにたっぷりマスカラを塗っているため、アイシャドウやアイライナーは控えめに。目元の抜け感がアップし、今っぽいメイクに仕上がるという。
上品でクラシカルな「60年代風」アイメイク。ベースメイクはマットにしすぎると少し古いメイクの印象を与えるため、ナチュラルなツヤ肌を意識することがポイント。アイブロウは60年代に流行した細眉より、ふんわり太眉にするのがオススメ。(フロントロウ編集部)