あの秘密結社が後ろに…?
約2週間前に新型コロナウイルス感染を発表し、現在は、徐々に回復してきていることを報告している俳優のトム・ハンクス&リタ・ウィルソン一家に、あるウワサが浮上している。それは、ハンクス一家が秘密結社イルミナティのメンバーなのではというウワサ。
イルミナティは、これまで起こった歴史的出来事の裏で暗躍してきたと言われる秘密結社で、現代でも何か世界的な出来事が起こると、イルミナティによるものだとウワサされることがある。現在世界各地で感染が拡大している新型コロナウイルスも、その裏にはイルミナティがいると話す人が。
また、トムは2009年に公開されたイルミナティを題材にした映画『天使と悪魔』で主演を務めていたり、“予言するアニメ”としても有名な『ザ・シンプソンズ』で新型コロナウイルス感染が予言されていたと騒がれたりと、なんだか秘密結社に繋がりがあるように見えてしまった人が多数いたよう。
さらにもう1つ、トムの息子チェスター・“チェット”・ハンクスの胸元には、キリスト教の“プロビデンスの目”が大きくタトゥーで刻まれている。じつはこのプロビデンスの目はイルミナティのマークだという説も。そんなことから、ハンクス家はイルミナティ説が過熱。そこで、チェットは数日前にわざとウワサを認めるような動画を公開した。問題の動画でチェットは、イルミナティ本部という設定で、みんなにハンクス家の秘密がバレた、と動揺する様子を見せていた。
両親が新型コロナウイルスに感染したというニュースについて語った際のチェット。胸にはプロビデンスの目のタトゥーがあることが分かる。
一部でイルミナティ説が過熱
この動画はもちろんジョークであり、チェット的には、ウワサを終わらせようと皮肉を言ったつもりだったよう。事実、コメント欄には、多くの爆笑を意味する絵文字が。しかし、チェットのこの行動は、一部の熱心なイルミナティ陰謀論の信者をさらに興奮させる結果となってしまったよう。さらにウワサが盛り上がりを見せたところで、チェットが、今度は放送禁止用語が3秒に1回出てくるブチギレ動画を公開した。
「この前の動画で(ハンクス家のイルミナティ説を)イジったのは、お前らが俺の家族について言ってることに腹が立ったからだよ」
そう言って、自分の意図は違うところにあったと話したチェットは、目のタトゥーを入れた理由も明かした。
「お前らは自分が信じたいものだけを信じるんだろ。これまでも、インターネット上にある変な陰謀論をクソみたいに支持してきたもんな。でも、俺はくそったれなイルミナティのメンバーじゃない。俺がこのタトゥーを入れたのは、俺がすげえスピリチュアルな奴だからだ。神を信じてる。神はすべての物事を統治していて、すべてを計画してると信じてるからだ」
両親が新型コロナウイルスに感染するという不安な日々の中で湧き出た、秘密結社に所属しているのではというウワサに呆れた様子を見せたチェット。なにはともあれ、今ファンが出来ることは、トムの順調な回復を願うのみ。
ちなみに数週間前には、シンガーのジャスティン・ビーバーがインスタグラムライブで、新型コロナウイルスはイルミナティによる陰謀なのではと発言した瞬間、画面がフリーズするという出来事があり、ジャスティンの身を心配する声があがっていた。(フロントロウ編集部)