エミネムが愛娘の成長に目を細める
グラミー賞だけでなく、映画『8マイル』の主題歌でアカデミー賞も受賞したことがあるラッパーのエミネムが、元プロボクサーのマイク・タイソンが司会進行を務めるポッドキャスト番組『Hotboxin’ with Mike Tyson(ホットボクシン・ウィズ・マイク・タイソン)』に出演し、2001年に離婚した元妻のキンバリー・スコットとのあいだにいる娘のヘイリー・ジェイド・スコットについて語った。
現在24歳のヘイリーについて、マイクからすでに「子供はいるのか?」と聞かれたエミネムは「(娘に)赤ん坊はいない。いるのはボーイフレンドだけ。彼女はうまくやってるよ」と答えると、続けて「娘は俺を誇らしい気持ちにさせてくれる。彼女は大学も卒業したんだ」と明かし、愛娘の成長に目を細めた。
“2世セレブ”と呼ばれるセレブキッズのなかには、恵まれた環境で育ったことが災いして道を外す者も少なくないが、ミシガン州立大学で心理学を専攻していたヘイリーは、2018年にGPA3.9という高成績で同大学を卒業し、現在はインフルエンサーとして活動している。そんなヘイリーは、以前英Daily Mailのインタビューで、父であるエミネムとの関係について聞かれた際、言葉少なではあるが「もちろん、私たちはとても仲が良いから」と語っていた。
ちなみに、今回、エミネムは自身の2人の姪についても言及。現在、26歳と17歳の姪はエミネムの元妻キンバリーの双子の姉の子供で、エミネムはまだキンバリーと婚姻関係にあった頃に家庭環境に問題があった姪っ子2人と養子縁組を結んだ。また、エミネムはキンバリーと前のパートナーとの子供であるホイットニー・スコット・マザーズとも養子縁組を結んでいる。
養子である姪っ子たちも自分にとって「娘同然の存在」だというエミネムは、自分がこれまでに達成したことで最も誇りに思っていることは、ラッパーとしての功績ではなく、「子供たちを育てたこと」だと断言。とくに子供たちのことに関しては普段はあまり多くを語らないエミネムが、珍しく父親らしい一面をのぞかせた。(フロントロウ編集部)