ジャスティン・ビーバーの行動にBTSファンが沸く
新型コロナウイルスが世界的に流行している影響で、3月中旬から妻でモデルのヘイリー・ビーバーとともにカナダに所有する別荘で隔離生活を送っているジャスティン・ビーバーが、アメリカやヨーロッパといった欧米でも絶大な人気を誇るボーイズグループ、防弾少年団(以下BTS)のファンにはおなじみの“ファンチャント”を口ずさむ動画を自身のインスタグラムにアップした。
ジャスティンはこの動画に暇を持て余していることを感じさせる「…ついに正気を失った」というコメントに加え、外出自粛を呼びかけるハッシュタグ「#StayHome(家でいよう)」も添えている。
ファンチャントとは、応援するアーティストがパフォーマンスをしている時にファンが口にするかけ声のことで、上の動画でジャスティンはBTSの楽曲「Spring Day(春の日)」に合わせて彼らのファンチャントを口ずさんでいる。
メンバー全員の名前「キム・ナムジュン(アールエム)、キム・ソクジン(ジン)、ミン・ユンギ(シュガ)、チョン・ホソク(ジェイホープ)、パク・ジミン(ジミン)、キム・テヒョン(ヴィ)、チョン・ジョングク(ジョングク)」を順々にリズミカルに言っていくものなのだが、残念ながらジャスティンの動画はヴィの名前を言いかけたところで終わってしまう。
ジャスティンがこれをBTSのファンチャントだと知っていて口ずさんでいるのかはわからないが、彼は以前、面識がないジョングクの誕生日に「誕生日おめでとう、ジョングク。みんなまだ心の準備ができていないに違いない。このツイートはものすごいことになるぞ」とツイートして、双方のファンを大いに沸かせたことがある。
ちなみに、現在ジャスティンが身を寄せているカナダは彼の母国で、別荘は地元オンタリオ州ストラトフォードから車で1時間ほどの距離にある人口8,000人程度の小さな町、プスリンチにある。米Peopleによると、現地時間3月16日にプライベートジェットに乗ってロサンゼルスから“脱出”したジャスティンとヘイリーは、ほとぼりが冷め、安心して元の生活が送れるようになるまでのあいだ、この別荘で過ごす予定だという。
ジャスティンは隔離生活にかなり飽きてしまっているようだが、ヘイリーは性に合っているらしく、つい先日、自身のインスタグラムで実施したファンとのQ&Aセッションで、「スケジュールに支配されることなく、ただのんびり過ごしているおかげか、こんなにハッピーなのは数ヵ月間ぶり。自分自身と深くつながることができて、今は自分でも驚くくらい幸せな気分」と、隔離生活は自分にとって悪いことよりも良いことのほうが多いと語っていた。(フロントロウ編集部)